日刊せみなりーBLOG

若いもん?

更新日:2019/02/02

私はただいま63歳。
別に、

自分の年齢を
誇示したいわけではないが、

自分では、
63年生きてきた感覚はない。

若い頃、
というか40歳くらいの時、

私は自分が、
50歳まで生きていられる感覚がなかった。

友人たちは皆、
何言ってんの!

と笑ったけれど、
鍼灸の先生だけが、

わかる。
と言った。

それでも、
50歳までは生きた。

で、
50歳の時、

60歳まで生きている自分が
やっぱり想像できなかった。

鍼灸の先生は、
これまたやはり、

わかる。と言った。

で今、
私は126歳まで生きる気がする。

なんで126歳かと言うと、
現在の科学で分かっている人間の最長寿命が、

126歳だからだ。

内科的一病息災も
整形的一病息災も経験し、

いやはや
それなのによく言うもんだ。

だが、
この3年間で自分が変わったらしく、

自分で自分にかけている枠が
どんどん外れ、

そしたら、
未来が明るくなって、

希望ワクワク
未来はつくる!

みたいな感じになってきたのだ。

いつに間にか
社会の概念の中で

自分に制限を
かけていたのだなあ。

と、思うのだ。

若い頃、
私は外部環境によって人の全てが決まる。

と、
思っていた。

全ての中に
心も入る。

心は、
脳みそだと思っていた。

看護婦だったし、
脳死はイコール心も消える。

と、
思っていたのだが、

この3年間で
何かが変わり始めた。

だって、
同じ環境に育った一卵性双生児でも、

性格が違うし
価値観も違う。

同じ環境に置かれても、
苦痛に感じる人もいれば、

何も感じない人も
いるわけで、

ふうむ
そうか

と、
思うようになり、

心は脳みそ、
と言う考え方をやめて、

心は
心臓付近にあると、

思うようにした。
そしたら、

制限が外れてきた。
不思議だなあ。

家族から見ても
社員から見ても

私の何も
変わっていないらしいが、

私は別人になった気持ちだ。
そうしたら、

あれもしたい
これもしたい

あらあら、
あと60年以上必要だわ。

なんて思い、
嬉しくなった。

63年が
長いのか短いのか

わからないけれど、

喰わず嫌いが直り、
新しい机を買い、

冬なのに
タイツを履かず、

ストッキングを2枚履いて
格好つけ、

歌のレッスンに通っている自分は、

今までの自分ではなく、
次は何が出てくるのか!?

と、
ワクワクするのだ。

今日は
中途採用者の契約があった。

彼からの最後の質問は、
『社長と副社長はお元気ですか』

と言うものだった。

迷わず、『はい!』

一病息災はもう忘れていた。
人生は面白い。

126歳も制限だ。
限りなく生きたいと思った。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧