日刊せみなりーBLOG

空から

更新日:2019/02/07

急用ができ
休みを取って飛行機に乗った。

夜、
夫も追いかけてくる。

リムジンバスも
空港も雪まつりのためか

観光客であふれていた。
有難や。

もっとも飛行機はジャンボのためか
満杯ではなく、

お隣が空いていてラッキー!
席は窓際で外が見える。

石巻くらいから天気が良くなり、
地形がしっかり見えた。

あれは福島原発?
あそこに見えるのは風力発電?

そういえば、
前回も同じ景色を見たぞ。

あ!風力発電の羽が回っている!

そんなものまで
見えるのか?

別に飛行機は初めてでは無いが、
下を見るのは面白い。

晴れて山々が見えるところ
白い雲がモコモコしているところ

あ、黒い雲のあたりは
雨かしら。

そういえば、
傘、持ってきたっけ。

冬の本州行きは
あまり機会がないから、

傘の心配をしなかった。

私は、
冬は本州の方が寒いと思う。

何度か、
急用で訪れたが、

どこに行っても寒くて。
本州の人は辛抱強いと思った。

私なんて、
どんな経費を削っても

暖房費だけは削れない。
我が家は冬になると、

南国になる。
省エネの時代に逆行だけど、

なんか、文句ある?
の気分だ。

だから、
本州の、あのー暖房はどこですか?

と言いたくなるほどの室温が
我慢できないのだ。

なので、
今回も下着は厚着にした。

気がつくと
飛行機は着陸態勢に入った。

どんどん下降し、
薄曇の中に霞ヶ浦が見えた。

東京はもうすぐだ。
今日は岡山行きなので、

東京は繋ぎ、
飛行場からは出ない。

が、
やっぱり混んでいるのだろうか。

それにしても、
なんて地形は上から見ると

面白いのだろうか。
田んぼの四角が広がり、

集落があって
そして、森がある。

必ず、
森があるのだ。

どうしてだろうか。
北海道は山ばかりだけど、

本州は平地だけど
必ず森を残して田んぼを作る。

あれが鎮守の森?なのかしら。

何度見ても美しい。

実は私、
外国に行ったことがない。

だから、
外国の景色を上から見たら

どうなの?
だが、

この几帳面な田んぼの景色と
町づくり、

よその国も同じなのかしら。

なんて思ってるうちに
鎮守の森は消えて、

東京湾が見えてきた。
あれ?なんだか暖かそうだけど。

いえいえ、
騙されませんよ。

と、
気構えて、

2月の本州到着である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみ

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