日刊せみなりーBLOG

えべつ。

更新日:2019/02/13

すぐ近くなのに、
何も知らないなあ、

と思った江別。

本日、
会社を訪れてくださったお客様と

なんだかんだとお話ししていたら、
その方は、

江別から南区川沿まで
毎日通勤されているという。

『あら、江別のどちらですか?』
と、伺うと、

『江別です。
商店街に住んでいます。』

あら、
江別の江別ってどこだろう?

『江別の駅を降りてすぐに
中央銀座商店街と言うアーケードがあるんです。』

まあ!
知らなかった。

江別といえば、
野幌駅と大麻が頭に浮かぶ。

その方曰く、
江別はその昔、

たいそう栄えていたそうだ。

『アーケードがあるくらいですから。
名前も中央銀座商店街です』

何で栄えていたんですか?
と、思わず聞いてしまった。

江別の皆さま
ごめんなさい。

仕事で、
江別には行ったことがある。

でも
イメージとしては、

札幌のベッドタウン。
町村牛乳が有名だが、

江別の生い立ちは
よく知らない。

調査で行ったところには、
大きな石蔵や日本家屋、

レンガ倉庫もあったが、
本当になんで栄えたのだろうか。

『大きな企業もいっぱいあったんですよ』

ふーーん
そうなんだ。

そして、
『今も人口は微増しているんです』

まあ!すごい!

私の友人には、
江別の人が何人もいる。

卵屋さんもいれば、
会社専門の車屋さんもいる。

皆さん、
江別への愛情が深く、

様々な取り組みをされているが、
頭が札幌のベッドタウン。に、

なっているので
イメージがわかない。

雪がすごく降るのは
知っている。

『今年の江別の雪はすごいですよ。
石狩、南幌あたりもすごい』

と、
その方は仰って、

『南区は雪が少ないですね』
と、仰ったが、

羨ましいとは言わなかった。
とにかく、

江別への愛情が半端ない。

つくづく思うのだが、
土地への愛着って、

なんなんだろう。
小樽のまちづくりに首を突っ込んで

結構経つが、
小樽の人たちの小樽愛も半端ない。

でも、
どうも江別の方々の江別愛も

半端ないようだ。

私は、
札幌愛というより、

北海道愛だろうか。

岡山のいとこは
岡山愛が強かった。

自分の育った風土が
愛情を作るのだろうか。

これからのまちづくりは、
このお客様のように、

そのマチを
強く愛する人が

どれだけいるかによって、
発展度合いが違う気がする。

江別の雪かきさえも
自慢話のように話されたその方は、

きっと
地道に江別の発展に

尽くされていくのだろうな、
と、

なんだか少し
感動した。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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