日刊せみなりーBLOG

春♩

更新日:2019/02/21

うちの会社は、
北海道中小企業家同友会に加盟し、

そこの社員教育制度も
利用している。

うちのように小さな会社は、
新卒を採用するにしても、

一人か二人だ。
大手なら同期がいて、

あーだのコーダの
励ましあえるが、

一人採用だと同期がいない。
なので、

毎年、
同友会主催の、

一年目フォロー研修に
新人を行かせている。

で、今年は、
健やかS君がその研修会に昨日、

参加した。
新卒一年目は、

仕事もわからないけど、
会社という仕組みもわからず、

右往左往が多い。
健やかS君は、

あっちの現場、
こっちの現場と頑張っているが、

研修会では、
何を学んできたのだろうか。

まずは気になって聞いてみた。
『研修会、楽しかった?』

楽しいか否か、
これが重要なのだ。

健やかS君は
にっこり笑って、

『めちゃくちゃ楽しかったです!
うちのグループはみんなよく喋って』

と、言った。
『うちのグループ』という言葉が、

すんなり出るところを見ると、
これは中々良いグループワークができたと

思われる。
この『うち』という表現は、

かなり意味深いと
私は思っている。

例えば、
『うちの会社』のうちを

すんなり使えるようになると、
その社員は、

うちの会社の心から
一員になったということ。

これが中々出てこないのだ。
だから私は、新卒でも中途採用でも、

いつくらいから
『うち』と言えるようになるかな?

と、
結構気にしている。

健やかS君の研修グループは
かなり親密に色んなことを、

前向きに話したのだろう。
たった1日だけど、

研修に出して良かったなあ、
と思う。

まずは、
社員は元気が一番だから。

私も看護婦になった一年目、
研修に行って、

あーだのコーダの
いっぱい話したような気がする。

全て自分の未熟さからくるドジなのだが、
共感されるだけで、

救われる気分がしたものだ。

健やかS君の感想文は
後から送られてくる。

何が書かれているのかな。

本当は、
2年目研修とかもあれば良いのだけれど。

今年の春は、
既卒新卒の新人が入る。

去年の春、
卒業なので、四月を待たずに、

来週から、
仕事に来てくれる予定だ。

世の中は
思っている以上に

色んなことが変わっている。
社内の仕事の有り様も、

色々変化をつけたいと
思う。

今日は暖かい。
青空も見える。

春はもうすぐのようだ。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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