年度末最後の土曜日。
所用があってお出かけをした。

一人で。

私は昔から、
夫は夫、私は私。が、平気。

夫も何も言わない。
だから、

休日に予定を入れるのに
夫の許可をもらったことはない。

というか、
どーして私の休みなのに、

使い方に夫の許可がいるの？
という感じだ。ったのだが、

出先で、
ふと思った。

私は幸せ者なのだなあ。
そして、

その幸せを作ってくれている夫に
もっと感謝をしなければ。

と。
今更ですが。

だって
よく考えたら、

これが男女逆だったら、
どれほど奥さんに怒られていることか。

中には、
休日も好きにしているご主人もおられるが、

やっぱり珍しいと思うのだ。
なぜなら、

夫婦は集団生活だから。
もちろんうちも、

予定を合わせることもある。
法事だったり、

必要な
夫の買い物だったりだ。

ちなみに、
私の服は私は一人で買いに行くが、

夫のスーツなどは
私がついて買いに行く。

私は買い物は
一人が好き。

うーん
基本的に一人が好きなのか。

でも、
夕食は一人は嫌い。

夜は夫にいてほしい。
まあなんですね。

いてほしい時はいて欲しく、
一人でいたい時は、

一人でいたい。
訳である。

なんと！わがまま！
に、気がついたのだ。

ありがとう！夫君！

そういえば、
小樽にNPOを作って活動を始めた頃、

『休みにこんなに家を空けて、
ご主人に怒られない？』

と、
美人のお仲間Mさんに、

言われたことがあった。
『ぜんぜん！』

と、
笑って答えたが、

普通の奥さんは、
だんなさんを置いて、

一人で好きには
出かけないのね。

社員旅行も
女性はご主人の許可を

もらっていた気がする。

あ！
今は違う！

休日にかかって社員旅行をする時は、
男性も奥様の許可をもらう時代になったようだ。

ご主人も
奥様も、

休日に出かけるときは、
お互い知らせ合い、

許可ではないけれど、
お互いを気遣う時代なのかも知れない。

ここ数年、
当社は社員旅行に行けていないけれど、

もしかしたら、
社員旅行は家族同伴が

そのうち主流に
なるのかも知れない。

なんて
話がずれてしまったが、

私の年代で
ここまで自由にいられるのは、

夫の寛大さがあるからだ。
おまけに、

街から帰ったら
疲れて寝てしまった。

やれやれ。

お金も時間も自由に使い、
その上偉そうな口の聞き方。

ホント、反省！

今頃わかったの？
と言われそうだけど。

『でも、その、あの、
来週の土曜日も小樽なの。

あ！あなたは
クラス会で東京だったわね。』

夫の予定に
なぜか、少しホッとした、

ワガママな妻である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。