日刊せみなりーBLOG

これも現代風?

更新日:2019/04/14

私は幸せ者だ!
と、思った一日。

私の母は、
有料老人ホームの住宅型に入居していたが、

色々あって、
同じホームの介護棟に移ることになった。

近頃の
高齢者用介護付き施設は

びっくりするほど
種類がある。

ここ数年は
仕事でも介護施設を調査するが、

タイプによって
入居金額も毎月の支払いも様々だ。

私の母が入居している施設は
住宅型は、

1Lからタイプが色々で、
元気な方々も入居しているので、

母も、
そこそこの家財道具を持っていった。

父や孫たちと食事を共にした大型食卓に
立派な椅子4脚。

そして、
実家の応接間にあったソファ、

チェスト、に桐の箪笥。
に、ベッド。

介護棟の部屋には
それら全部は入らないため、

カーテン含め
その一部のみを

本日、
引っ越すことになった。

作業者は、
ハリマオウN社長こと夫と

三女と、私。
というものの、

私は口ばかりで
全く役に立たない。

ここまで
力仕事ができない妻はいないのでは?

というほど、
口だけの妻。

のせいか、
今回の引越しを甘くみていた。

同じ施設の二階と三階だし、
移動するものも多くはないし、

荷物を積んで運ぶ、なんていったかしら。
あれをガラガラ押して数回運んだら、

終わるわ!
と、

朝はゆっくり洗濯なぞして
昼前に出かけていったが、

ガビーン!
と、叫ぶほど甘かった。

よくわからないけれど、
あーいうことって、

時間がかかるのね。
結局、

終わったのは
夕方5時前。

母は、
どうにか今日から介護棟の自室で

寝れそうだ。

それにしても、
これほど役に立たない妻に苛立ちもせず、

黙々と動いてくれる夫に
感謝しかない。

もっとも
結婚してこのかた、

引越しで
私が役に立ったことは一度もなく、

ダンボール一つまともに
作れない私。

じゃあ私は一日何をしていたのか、
と言えば、

母のもう着ない服を選んだり、
カーテンを外したり、

あら、
忙しかったけれど、

何をしたのかしら。
と、思うほど、

記憶にない。
夫と、

夫似の三女が
動いてくれた。

有難い。
まだ、住居型居室の方に、

家具や荷物が残っている。
今月中に始末をせねば。

捨てるには、
忍びないような家具もある。

勿体無いな。
と、夫が言った。

でも、誰も使わないのよ。
みんな、自分の趣味で洒落た家具を買ってるから。

そうなのだ。

我が家にも
姉の家にも

子どもたちの家にも
姪っ子の家にも

それぞれ
お気に入りで買った家具がある。

核家族で
それぞれが家を建てるようになったので、

家具も引き継がれていくことは
難しいのだ。

なんだかなあ
やるせないなあ

と、
思っても仕方がないか。

今年は、
会社的にも、個人的にも、

断捨離の年のようである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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