日刊せみなりーBLOG

飛躍論法?

更新日:2019/04/17

人間って、
たくましいなあ。

と、思う。
高度経済成長が終わり、

気がつくと、
普通の成長。

こんなことを書くと、
何をアホなことを!

と、
怒られそうだけれど、

成熟した資本主義市場になったら、
今の日本くらいの成長になるだろうな。

と、思う。
そして、

その高度経済成長を支えた世代が
大量にお年寄りになっていくわけだが、

みんな、
ただ、年寄りにはならない。

と、近頃感じる。

先日、
母は、住居型老人ホームから、

介護型老人ホームに移った。
といっても、

同じ建物で
二階から三階になっただけ。

それでも、
大型食卓テーブルや大きな額などあり、

始末に困っていたら
面白い業者さんを紹介して貰った。

カンボジアに店があり、
売れるものは無料で引き取ってくれる上、

廃棄料から少し引いてくれるのだ。
見積もって貰ったら、

テーブルと額は
カンボジアで十分売れるとのこと。

ただ捨てるのは寂しかったので、
カンボジアでどなたかの役に立てば、

嬉しい。

今、
介護が必要な高齢者が増えて、

施設に入居すると、

荷物が
残ったままの空き家が増えている。

本当に困る。
だって、

高齢者の子どもは私世代。
すでに力仕事は無理。

どうする?
と、思っていたら、

全てを引き取ることを
商売にする人たちが、

現れたのだ!
どうやってリサイクルに回すのか、

船で、
カンボジアだけでなく、

東南アジアの
様々な国に送ったりするらしい。

で、
どうしようもないものは、

産廃業者に持っていく。
それは助かる!

お金はかかるが
自分でトラックを借りて捨てにいったとしても、

莫大な金額になるから、
良い商売だと思っていたら、

この商売を始めた人は多いらしく、
この業者選定自体が、

相見積もりを取るのが
当たり前になっていると言う。

すごいなあ
と思う。

どんなところにも
商機あり!だ。

国は経済で回っているのだから、
小さな商売から大きな商売まで、

色んな商売が
経済の成長を支えているなら、

今こそ、
中小企業の伸び代が発揮される時代!

だと思うんだけど。

高齢者が増えたら
高齢者向けの商売が始まり、

空き家が増えたら
空き家活用でマチづくりが始まり、

ものが増えすぎたら
整理収納術が商売になり

捨てるもので溢れたら
捨てることが商売になり、

もったいない!
となったら、

勿体無いを
活かすことが商売になる。

人間は強い。
経済を回さなければ、

生きていけないから、
本能的に商機を探る。

すごいエネルギーだ。
小さなエネルギーが集まれば、

大きなエネルギーになる。
中小企業よ頑張ろう!

北海道の皆さん
統計に負けずに頑張りましょう!

ちょっと飛躍?か。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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