日刊せみなりーBLOG

親戚は楽しいぞー

更新日:2019/05/02

今日から、
岡山に行く。

ハリマオウN社長こと夫は、
平成から持ち越した風邪が今ひとつだが、

一緒に行ってくれる。
岡山は、母の実家があるのだ。

私の母は、
94歳。

3年前まで元気印だったが、
突然アルツハイマーになり、

介護保険を使い出した。
母は、がっかりしていたが、

『91歳で初めて介護保険を使うなんて優秀!』
と言うと、

そうだね!
と笑っていた。

今は、
介護施設で暮らしているが、

生まれ故郷の岡山が忘れられず、
帰りたい、帰りたいと言うので、

連れて行くのだ。
去年は、

夫は留守番で、
私と娘家族と孫8人で行ったのだが、

小さい子と
母とを一緒に見るのはちょっと大変で、

今回は
夫にも協力して貰う。

風邪で具合が悪いのに
申し訳ないが、

『一人残った親だから』
と、言ってくれて嬉しい。

私は、
札幌生まれの札幌育ちで、

看護学校の3年間だけ、
親元から離れただけなので、

故郷を思う母の気持ちは
今ひとつ分からないが、

離れて70年経っても、
岡山が一番いいらしい。

それでも、
夏の暑さはもう無理!

と言うし、
冬の家の寒さも無理!

と言うので、
この時期になる。

岡山には
母の親戚がわんさかいて、

ただし、
時代はすでに、

私の従兄弟や
その子供の時代に入っている。

それでも、
今回もたくさん集まってくれて、

うちの娘たちとも
交流が始まった。

今回2日目の晩餐は
岡山の実家に全員入らず、

居酒屋を借りることに
なったと言う。

我が家も
なんだかんだと15名で参加するが

岡山の親族と合わせて
42名の大集合だ。

上は、
母の94歳で、

下は、
一歳にもなっていないから、

なんとも
すごい大集合だ。

もちろん、
むこさんやお嫁さんの立場の人も

参加する。
そもそも、

今母の実家を守ってくれているのが、
従兄弟のお嫁さんなのだ。

若い頃は
親戚が鬱陶しい感じがしたが、

歳を重ねるに従って、
親戚が楽しくなる。

うちは
夫婦して、

親戚が好き。
夫側の親戚共仲が良い。

本日の出発は
朝の8時ごろで、

まずは
母を施設に迎えに行く。

岡山までの直行便が取れず、
羽田で乗り換えなのだが、

羽田空港の中を1㎞も移動するため、
車椅子を借りて行く。

母は痩せ型で
体重は30kgを切った。

万が一転んだら大変だ。
私は支えにならず、

一緒に転んだら
間違いなく一緒に骨折。

なので、
車椅子が重要だ。

今回の旅、
親孝行ですね、と言われるが、

昔は、
母が私を連れて岡山に帰っていた。

姉や私を連れての旅は
大変だったろう。

それに比べたら
大したことはない。

だって、
夫がいるから。

親戚と家族と
仲が良い幸せを

しっかり感じることができる、
令和のゴールデンウィークである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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