人生は果てしなく
面白い。

今年に入り、
会社は、

あら！まあ！ほんと！

が重なり、
この採用難の時代なのに、

20代の若者男性2名、
50代の技術者男性1名が入社した。

うちの会社の規模で
3名が増えると、

社内の雰囲気も
ちょこっと変わる。

私にとって
今までは当たり前のことが、

え？！そうなの！
なんてコトもある。

今まで滝川で働いていた中途採用のM君、
本日、

今月から入社した技術者Mさんの
雇用保険の手続きに、

ハローワークに、
行ってもらったのだが、

『電話で予約しなくても大丈夫ですか』
え？ハローワークだよ。

『あ、札幌は都会でした。
滝川は電話予約が必要なんです』

えええ！！！！
そうなの！

まさか、
雇用保険の手続きに予約が必要とは

思っても見なかった。

そうかああ。
と、思わず考えた。

私は、
看護学校の3年間は室蘭だったが、

社会人になってからこの方、
ずーーーーーと札幌。

東京に行くと
札幌は田舎だ。

街に行く。
という言葉は東京にはない。

と、
東京人は言った。

新宿に出る。とか
銀座に行く。とか

言うらしい。
なるほどねえ。

街がいっぱい
東京にはあるのだ。

地下鉄だって
札幌は3本だけ。

鉄道だってJRだけ。
モノレールもないし。

でも、その分、
山々がいっぱいだよ。

と、
思っていた。

札幌の都会の便利さには
全く気がついていなかったのだ。

役所は整い、
住民票などは、

街中でも取ることができる。

うちの会社は
南区の外れ、

どう考えても、
札幌の田舎だけど、

会社から、
徒歩３分圏内に

コンビニ2件、ケーキ屋さん2件、
パン屋さん2件。

徒歩10分圏内に
大型スーパーがイオン、生協。

大型病院が4件、
診療所は内科、眼科、脳神経科。

ちょこっと
車を走らせたら、

それこそ
数えられないほどの施設があるのだ。

こんな便利になれちゃって、
もう、これが当たり前になっている。

きっと、
滝川のお役所には、

ハローワークの担当者が少ないのだ。
だから、

体制を考えないと
対応ができない。

札幌は
一定数の利用者がいるから、

電話予約なんかしなくても
体制を保持できる。

そうなんだなあ。

札幌も
都会だったんだ。

そりゃあ200万都市なのだから。

会社に新しい社員が入ってくると
今まで知らなかったことがわかったり、

びっくりしたり、
楽しくなったり、

世界が開ける感じだ。

生きてるって、
やっぱり面白い。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。