日刊せみなりーBLOG

小樽花園にて

更新日:2019/05/11

今日のお昼は、
小樽新倉屋の花園団子。

それも、
小樽花園の新倉屋本店で!

久しぶりだ。
頼んだのは、

ゴマ2本と
醤油1本。

と、
べこ餅。

昔、
学生の頃、

札幌のたぬきこうじの新倉屋で
よく串団子を買った。

こちらのゴマは、
タレではなくて、

黒すりごまに
砂糖と塩なので、

お団子にこんもり盛られているが、
大口を開けても、

食べると落ちる。
ゴマが。

それが勿体無いので、

『すみません。
スプーン下さい』

と、
お店のお姉さんに頼んで、

お皿に落ちたゴマを
スプーンで集めて食べる。

美味しい!

ちなみに、
お団子は歯ごたえがあるのに、

柔らかい。
作り立てなのだろうか。

比較するのも失礼だが、
スーパーやコンビニで売っているものと、

基本的に違うものだ。

こちらの串団子は、
今日食べたゴマと醤油のほか、

黒あん、白あん、抹茶餡が
ある。

が、
やっぱり、

串団子はゴマと醤油なのだ。
だが、

少々足りず、
べこ餅も食べた。

このべこ餅、
全国どこにでもあるのかと思ったら、

北海道のものらしい。
それも発祥がおたる。

私は、
黒砂糖の味が大好きで、

べこ餅も
子供の頃からよく食べていた。

小樽に餅屋が多いのは、
昔、港で働く労働者が、

安くてお腹が膨れて
すぐ食べられるお餅を愛したからだと、

聞いた。
なるほどねえ。

新倉屋にも
大福が売っていた。

買って帰ろうか、
迷うところだ。

喫茶コーナーで
串団子をを食べていると、

地元のお客さんが
次々に入ってきた。

年配のお父さんが奥さんに、
『ゴマも買え、ゴマも』

と、
言っている。

奥さんは当たり前のように、
『買ったよ』

あの旦那さんも
私と同じ好みのようだ。

小樽の花園は、
小樽と南小樽の間くらいにあり、

地元の人たちの生活の場のようだが、
その前のアーケード一番街と、いい、

落ち着いていて地元感があり、
私は好きだ。

運河沿いから
ほんのちょっと入るだけなのに、

小樽を感じることができる穴場、
と思う。

お団子がお好きな方はもちろん、
小樽の違う顔を見たい方、

ちょっと覗いてみては
如何だろうか。

もちろん、
花園団子ゴマをお忘れなく。

スプーンでゴマを
すくいたくなること、

請け合いであり。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

記事一覧