日刊せみなりーBLOG

小樽にて

更新日:2019/05/25

ピーカン!晴天!
良い天気だ。

今日は小樽のシンポジウムに
参加する。

場所は、
旧三井銀行小樽支店。

今は、
ニトリ芸術村の一つになっているが、

重厚な石造りの建物で
歴史的建造物だ。

何度か行っているが、
さもさも銀行!である。

お金を扱う重厚さと言うのか、
金持ちが行くところという感じで、

きっと
昔は、庶民はあまり出入りを

しなかったのでは?
と、

あ、私が来るところでは
ありませんね、と、

ちょこっと
居心地が悪いかも知れない。

なにせ
昔の小樽人の金持ちは半端がなかった。

昼過ぎ、
JRいしかりライナーに乗って

小樽に向かったのだが、
意外に空いていた。

いしかりライナーは
通勤電車式と言うのか、

座席は長い。
まあ、旅情は少ない。

私の中では、
2人がけが向かい合ってる汽車が、

旅情。
通勤電車型は、

通勤。
と思っていたが、

観光客にとってあまり関係ないらしく、
お隣のご婦人が、

駅弁を食べている。
あー反対側に座ると、

海の景色が綺麗ですよー
と言いたいがやめた。

本当に良い天気で、
車窓からは対岸の

風力発電の
グルグルまで見える。

波もなく
海は青い。

小樽が故郷の人たちは、
銭函から突然現れるこの海を見ると、

帰ってきた!
と思うらしい。

私の故郷は小樽じゃないけれど、
私もこの海を見ると、

なんだか
ほっとする。

朝里に電車が着く頃、
お隣のご婦人は駅弁を食べ終わった。

朝里の海では
子供たちが海で遊んでいる。

5月にこの暑さは珍しい。
今暑くなると、

夏が寒くなるのが
ちょっと心配だ。

電車の中は、
少し落ち着かない様子になった。

降りる準備なんだろうか。
軽装の人が多いから、

札幌からの観光客だろうか。
若い方達より、

同年輩人が多い。
皆さん、ブランド品のリュックを

背負っている。
小樽を歩いて観光するのか。

かく言う私も
リュック型バックに

歩く靴!である。
小樽は、

運河沿いだけで終わるのは
もったいない街だ。

旧三井銀行小樽支店は
色内にある。

少し周りを歩こう!と思って時計を見たら、
やば!

セミナーに遅れる。
お昼を食べる時間がない。

あーあのご婦人のように
電車の中で駅弁、食べればよかった!

急ぎ足で色内に入ったら、
そうだ!

お餅やさん遊菓があったはず!
と思い出し、

いちご大福と
水大福を買い、

店の椅子に座って食べたら、
冷たい緑茶を出して下さった。

良かった!

と、急いで
旧三井銀行小樽支店に入ったら、

小樽100年 プロジェクトセミナーは
すでに満員だった。

すごい!

外は晴天29度でも、
旧三井銀行小樽支店の中は

冷んやりだ。

全国町並み保存連盟小樽総会記念
小樽100年セミナー

官と民
民と民

連携のセミナー始まりである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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