日刊せみなりーBLOG

胆力って

更新日:2019/07/18

胆力は、
つけられるのだ!の話。

そもそも、
胆力って何?だが、

あの人は
胆が座っている。も、

胆力がある人だし、
何かことがあった時、

下っ腹に力が入る人も
胆力がある人。

決断力も胆力だ。

これがあると、
怖いもの無しで、

人生を生きられる。
ちなみに、

胆力がある人は、
肩に力が入っていないそうだ。

で、
私の場合、

困難、災難、非難にはめっぽう強く、
とっさの出来事に、

どーじない。
が、

あっという間に、
胆力が消えるのが、

人の悲しみ。
うーん?

そして、
感動。。。。。

いいことじゃないですか?
だが、

自分が感動を受ける場合はいいが、

例えば、
人の悲しみを癒さなければならない時、

自分が
ぐちゃぐちゃの顔で泣いていたら、

人の悲しみを
受け止めてあげられない。

看護婦時代が一番困った。

昔は、
癌の告知は本人にはせず、

奥様とか家族のみにした。
その席に立ち会うと、

私の方がぐちゃぐちゃの
顔になる。

また、
眼科で働いていた時は、

糖尿病から失明するという告知にも
立ち会った。

その時も同じで、
本人にも奥様にも、

声の一つもかけられない。
それじゃあ、看護はできないのだ。

で、
近頃の話は、

それに比べて
どうでもいい話だが、

今習っている歌は、
【いのちの歌】

昔、朝ドラで、
まなかなちゃんが歌っていた歌らしい。

初めて歌った時は、
突然、愛する夫を失った友人の顔が浮かび、

嗚咽で全く歌えなくなった。
先生は、

そうですね。
この歌を歌うと泣けてきます。

みんな、ボロボロ泣きますが、
それでも歌うのです。

と、言った。

あー私には無理。
と、思ったのだが、

先日、
夕張であへあほ体操を習った時、

胆力は、
運動でもつけられることがわかり、

そして昨日、
盛和塾世界大会という勉強会で、

一つずつ
何事も前向きに逃げずに取り組むと、

胆力はできることを
知った。

悲しみという感性的なものを、
受け止めるけれど浸らない。

その時に、
下っ腹の奥に力がいるのだ。

それは多分に、
呼吸も関係していると思われ、

あへあほ体操を
知らない昔の人たちは、

姿勢と呼吸法で
身につけていたのかも知れない。

と、
相変わらず、

理屈はよくわかる私。

昨日聞いた、
その盛和塾世界大会での、

経営者体験発表では、
その胆力がつく様を聞かせて頂いた。

胆力はつけていくものなのだ。

いのちの歌を
泣かずに歌えるようになった時、

私はきっと、
人様の悲しみを、

もう少しちゃんと
受け止めることができる人間に、

なっていられる気がする。

胆力、大切な力である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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