日刊せみなりーBLOG

親子ぐま?

更新日:2019/08/11

暑さが去り、
秋風が吹きはじめた感じの今朝。

長野から、
やってきていた次女家族は、

昨日戻り、
我が家には長女家族が残った。

孫たちも、
大きくなって部活やらの

予定が入り、
全家族が揃うのは、

難しくなっている。
まあそんなものよ。

と、
思っても、

少し寂しいが、
毎年夏と冬に帰ってきてくれていただけ、

有難いか。
今年の冬は、

長女も次女も帰省できないと言うので、
再会は一年後。

なんだか寂しいけれど、
仕方がない。

福岡出身のママさんパートKさんは、

数年に一度しか帰省ができないと
言っていたっけ。

と、
自分に言い聞かせていたせいか、

昨夜、
夢に親子ぐまが出た。

特に襲ってくることもなく、
向こう側を二匹で歩いている図だった。

どちらかと言うと
微笑ましい感じだ。

見ている自分も
恐ろしくもなく

あ、熊の親子だ。
と、見ていた。

よく考えたら、
変な夢だ。

今年は、
熊が早くから、

人里に現れているからだろうか。

滝野公園にも親子ぐまが出て、
しばらく休園していたと、

娘から今朝聞いた。
あんりゃあ。

そうだったのね。

本州では、
札幌に熊出没注意!

と、
ニュースに流れているらしい。

先日乗ったタクシーの運転手さんは、

『母親の介護で36年ぶりに、
札幌に帰ってきました。

東京では、
幼稚園バスの運転手をしていましたが、

年長さんのお母さんが
携帯に電話をくれたんです。

子どもが、
運転手さんが熊に食べられちゃう!

って、泣くので、って。
可愛かったなあ。』

と、
教えてくれた。

幼稚園児に、
愛されていた運転手さんなのだろう。

運転も上手で優しかった。

それにしても、
山には餌になるものが

無くなっているのだろうか。

日高で聞いた話では、
一度畑のものを熊が食べると、

味をしめて
里に降りてきてしまうらしい。

そりゃあそうだろう。
どんぐりやら笹についている虫より、

かぼちゃやとうきびの方が
美味しいに決まっている。

昔、
私が小学生だった頃、

藻岩山に熊が出たと
大騒ぎになったことがあった。

当時は、
熊は山奥に住んでいた。

その
36年ぶりに、

札幌に帰ってきたと言う運転手さんは、
何回も、

『札幌もすっかり都会になってしまって』
と言っていたっけ。

私にとっては、
36年前も札幌は都会だと思っていたが、

そうではなかったのか。
そして、

明らかに都会になっている。
と言うことは、

やっぱり
熊の居場所を

侵害しているのは
人間の方なのか。

ちょっと心配だけど
明日は滝野公園に行くことになった。

熊の親子とご対面しないように、
祈っておこうか。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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