日刊せみなりーBLOG

父の命日に

更新日:2019/08/14

今日は父の命日だ。

会社の留守番を
急ぎの仕事で出勤してきた、

きちんとMさんにお願いし、
ハリマオウN社長と御墓参りに行くことにした。

父がこの世を去って14年、
会社も色々なことがあったけれど、

ハリマオウN社長を筆頭に
社員みんなで頑張って今日まできた。

その報告ができることが
なによりも嬉しい。

父が、
何を思ってこの会社を起業したのか、

聞いてはいなかったので心残りだが、
働く人が幸せになることが一番だと言うのは、

ハリマオウN社長と
一緒なのではないかと思っている。

お盆の里塚霊園は
混んでいた。

それも、
朝の10時前後だから、

混むはずだ。
いつもは自由に走れる霊園内は

あちこちが一方通行になっていて、
中々お墓にたどり着けない。

いつもは通らない霊園内を
走っていると、

あちこちで
大人数の家族づれがお参りをしていた。

なんだかんだといっても、
お盆は故郷に帰る人が多いのだなあ。

遠回りをしてたどり着いたお墓には、
小さなお盆用のアレジメントフラワーが

手向けられていた。
誰かがお参りに来てくれたようだ。

父が眠るお墓には、
祖父母、叔母たちも眠っている。

今日は、
うちの長女と7歳の孫も一緒だ。

夫と孫はお水を汲みに行き、
お墓も洗いさっぱりしたところで、

父は神道なので、
二礼二拍手一礼を四人でした。

恥ずかしながら、
私はいつもろうそくを忘れる。

というか、
神道はろうそくを付けないと

ずっと思ってきた。
どうしてだろうか。

父とも何度もお参りに来ていたのに、
そこの部分の記憶が欠落している。

なので、
ろうそくを持つことを

すぐに忘れる。

うちのお墓は
偶然なのか、はたまた、

父が考えて買ったのか、
うちの会社の方に向かって立っている。

だから、
父はお墓の中からも、

会社をいつも見ているはずだ。

よしよし、
と言ってくれているのか、

もっと頑張れと言ってくれているのか、
まあ本心は、もっと頑張れだろうな。

そんなことを思いながら
お参りを終えた。

帰りは、
長女と次女の恩師のお墓にも

お参りをさせて貰った。
本当にお世話になった先生だった。

先生のお墓には
お線香が灯っていた。

ご家族の方が
お参りをした直後だったようだ。

久しぶりに先生にお会いしたようで
胸が熱くなった。

今日は、
里塚の前に滝野霊園で

叔母と叔父のお参りをしたから、
完全にお盆御墓参りリレーになったが、

なんだか
すんごく

ほっとした。
お墓の中に私はいません。

という歌があるけれど、
やっぱりいるんじゃないかと、

思いながら、
家路に着いた。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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