日刊せみなりーBLOG

親と子は

更新日:2019/08/20

今日は釧路、
10日前に一本気Oさんと一緒に来たが、

今回は、
カッコマンH君、ねあかのT君と、

一緒。
釧路は、10日前と同じく最高気温18度。

流石の気温だ。が、
近頃はこの気温を求めて、

関西からの短期移住が
増えているらしく、

アパートも、
『短期間居住可』の看板が多い。

たしかに、
大阪の猛暑は特別だから、

この涼しさは、
ご馳走なのかも知れない。

釧路までの道すがら、
流れていたラジオで、

『長い夏も終わり、』
と言っていたけれど、

今ひとつ、
長かった気がしない。

ただし、
あの蒸し暑さには、

体が参ったが、
帰省していた愛知県娘に住むに言わせると、

あれは蒸し暑いうちには
入らないらしい。

うーん
そおうかあ。

と、思いつつ、
短い夏を楽しんだが、

その愛知県の娘家族も
今朝、帰っていった。

札幌の孫は今日から学校で、
重たいランドセルを背負い、

学校に行ったと言うが、
約2週間、

先に来ていた
長野県の次女家族、

も含めて、
いとこ達とジジの家に泊まり、

大騒ぎで過ごして、
そりゃあ楽しかったのだから、

学校に行くのは
少々億劫なのは仕方がない。

行けば行けで楽しいのだろうが、
夏休みの楽しさに比べたら、

と、
私も少々寂しい。

今朝、
夫は夏休みを取って、

愛知に帰る娘と孫達を
千歳まで送っていったが、

その車の中にいる孫娘を見ていたら、
急に悲しくなった。

昨日までは、
来て嬉しい帰って嬉しい。

と、
思っていたのに。

不思議だ。
私は幸せなことに、

今でも仕事をしており、
様々な活動もしていて、

毎日が楽しいが
それでも、

娘や孫たちがいなくなるのは、
寂しいようだ。

ようだ、というのは、
自分のことのなのに変だけれど、

自分でも意外な涙だった。

多分、
娘たちや孫たちが、

一生懸命生きている姿を
見られないのが寂しいのだなあ、

と、思う。
札幌には、三女が残っているのに。

親って、
きっと本質的には、

ずっと親で、
子どもの成長に関わっていたいのだなあ。

でも、
頭では、

子離れをすべき!
親がいつまでも口を出してはいけない。

と、
理解しているので、

子離れをしたふりを
しているだけなのだ。

もしかしたら、
昔の親は、

手を出しすぎる暇はなく、
でも、

心は素直に、
ずっと親のままだったのかも知れない。

時代の流れの中で、
頭だけが大きくなって、

親の心を素直に、
表現できないでいた自分だったのか。

なんて思いながら、
釧路の霧雨を見た。

昨日は、
釧路の義母の命日だった。

ワタワタとして
忘れていた。

お寺に寄る時間はあるだろうか。

お義母さんも、
三男の夫のことを、

いつまでも心配していたのだろう
と、思った。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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