日刊せみなりーBLOG

北海道動物事情?

更新日:2019/08/23

山の木の調査から、
きちんとMさん、気遣いU君、健やかS君が

帰ってきた。
場所はニセコ共和町。

ハンターさんが付いての
現場だ。

今年は熊が多いらしい。
札幌にも出るくらいだから、

いやはやだが、
私はこの仕事についてから、

現場では遭遇していないが、
現場の帰り、

樹海ロードを車が走っていて、
熊に会ったことがある。

熊は、
往き来する車を

キョロキョロと見ていた。
それを見て、

あ、やっぱり熊は本当にいるのだと
心底怖くなった。

鹿は、
言うまでもなく、

しょっちゅうお目にかかる。
はじめのうちは、

あ!鹿だ!鹿だ!
と、騒いでいたが、

今では、
あら鹿だわね。

と言う感じか。
それでも、

あれはなん年前だろうか、
釧網線に乗って、

釧路から、
網走に向かう汽車の中から見た鹿は、

もう多すぎて、
ここは鹿牧場か?!と思うほど、

普通に汽車を見上げながら
草を食べていた。

それからしばらくすると
今度は丹頂鶴の群れを見た。

汽車の中の観光客は
歓声をあげていたが、

私もびっくりして、
ここは本当は動物園かと思ったほどだ。

ちなみに鹿は、
一昨年、ホンワカH君が赤井川で、

一本気Oさんは、
支笏湖で車にぶつかっている。

どうも鹿は、
運転手の心を奪うように思う。

それも男性の。
二人とも、

鹿に吸い込まれる感じだったらしい。

鳥にも、
多く遭遇した。

まあカモメはどこにでもいるけれど、
サロマ湖付近では、

カモメが咥えていたサンマを
頭の上に落とされたことがある。

だいぶバカにされていたようで、
危機一髪で頭には当たらず、

目の前に空から秋刀魚が降ってきて、
そりゃあ驚いた。

カモメは、
なんだか私をバカにしたように、

鳴いていた気がした。
珍しいところでは、

オジロワシを
近場で見たことがある。

あれは尾岱沼だった。
本当に尾が白くて大きい。

私は車から顔を出して見ていた。
滅多に見られない鳥らしい。

キタキツネは
しょっちゅう見ていたが、

近頃はあまり見かけない。

そうだ、
もうすぐ鮭の川登が見られる。

あれは中々壮観だ。
初めて見たのは、島牧村だった。

あ、だから島牧村に熊が出ていたのか。
確か去年は連日ニュースになっていた。

そうか、
暑い夏がジェット機のように

瞬時に通り過ぎた今年。
秋があっという間にやってきて、

動物たちは
長い冬に備えて、

腹ごしらえが必要だ。
天気が落ち着かなかった今年は

山の幸は、
実らなかったのだろうか。

兎にも角にも、
熊に出会わず、鹿とぶつからず、

天然記念物の動物を大切に、
現場を終わらせようと思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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