日刊せみなりーBLOG

南京錠は。

更新日:2019/08/28

どうしても欲しかった南京錠が
見つかった。

なんじゃあ?
の話だが、

訳あって、
珍しい南京錠が至急必要になった。

もちろん、
仕事でだ。

真鍮の重たい南京錠で
そこいらへんでは売っていなかった。

はて、
どうしたものか?

と、
思案してたら、

思い浮かんだのは、
鍵の救急車。さん。

社長さんとは
中小企業家同友会でご一緒で、

ご挨拶をしたことはないが
お話は何回かお聞きして、

その真面目さと熱意に
いつもエネルギーを頂く方だった。

もしかしたら、
その南京錠を、

手に入れる方法をご存知かも知れない。
と思ったが、

基本的に人見知りな私は、
突然お電話をする勇気はなく、

同友会にご紹介頂き、
話を通して貰った。

ほんと、有難い。
で、

メールで、
欲しい南京錠の写真を送ったら、

なんと!
在庫が一個だけあると言う!

すんげえ!
と、心の中で叫んだ。

ブツは真鍮の南京錠だ。
在庫があったことがすごい。

これはラッキー!と
今日の午後、本社に伺って買うことができた。

いやああ
良かった!

さすが
鍵の救急車である。

ラッキーは

周りの人がいて、
初めて実現するのだなあ。

と、
感謝だ。

それにしても、
その南京錠は重かった。

私はけして、
慎重派でも、用心深くもないので、

家の鍵は時々無くしたり、
鍵をかけずに出かけたりもする。

内科的一病息災後は、
一人でいるときに、

発作が起きたら困るから、
チェーンはかけない。

世の中は、
物騒だが、

いざ!と言うときに、
救急隊が家の中に入れない方がもっと困る。

だから、
鍵には無頓着な方かもしれない。

ついでに、
心の鍵もかけない方だ。

と思っていたが、
ここ数年、

自分では気がつかないうちに、
心に厚いガラスの扉をつけてしまい、

そこには、
これまた重い鍵をつけちゃっていることに、

気がついた。
というか、

人間の心には
いくつも部屋があって、

時々、
開かずの間を作ってしまいやすい。

とも思う。
いやああ、なんだか哲学的。

まあ、
気がついた時が鍵の開け時、

鍵をなくしてしまったら、
鍵の救急車でも、

心の鍵は作れないものねー
と、

本日もガラスの扉の鍵を
一つ開けた。

は、
さておき、

今時は、
南京錠は無くなったのかと思ったが、

鍵の救急車のA社長さん曰く、
南京錠は出回っています!

とのことだ。
全てが指紋で開いたり、

電波で開くようなっているわけでは
なさそうだ。

なんだか
すこしホッとした。

ガチャン!と
鍵をかけたい時は、

真鍮の南京錠、
いいかも知れないと思う。

お世界の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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