日刊せみなりーBLOG

今の若者は!いい!

更新日:2019/09/03

近頃、
今時の若者は!と、

全く思わなくなった。
それはうちの社員たちは元より、

出逢う青年が、
しっかりしているからだ。

そりゃあ若いから、
あのさーこのさー的なことは

いっぱいあるが、
基本的にしっかりしている。

名前をあげるとブログ名でも、
きっと嫌がると思うので、

言わないけれど、
うちの会社には、

学費は、
全額自分で出した社員は複数名。

働き出したら、
家に仕送りをしている社員もいる。

大した高くない給料だから、
頑張って基本給をあげなくちゃあ!

と、
まじめに思う。

もちろん、
仕事も真面目だ。

その分、
少々かなり時間を食うが、

その分、
きっと深く身につけると思う。

そして、
その若者たちが、

当社以外でも
見受けられるのだ。

うちのマンションは今年、
水道管の全部を交換した。

この時、
来てくれたのは、

請負業者と工事業者の
若い担当者たちだ。

いやあ、
若いのはいい!

と、思うところからして、
自分の年齢を表しているが、

その若い人たちも、
仕事も対応も

誠実できちんとしていた。

親に仕送りをしているかは
知らないけれど、

なんとまあ、いい子達。
と、感動した。

そして、
昨日は消防設備の点検。

こちらも、
若い男性職員だったけれど、

いやはや
きちんと仕事をして、

対応も誠実速やか。
本当に日本は捨てたもんじゃあない。

私が若かった頃はどうだったろうか。
看護婦としての腕は、良かったと思う。

これは本当。
自分で言う?感じだけれど、

これには自信がある。
でも、

親には甘えっぱなしだった。
看護学校の学費はもとより、

親元を離れての仕送りも
いっぱい貰っていた。

札幌に帰ると、
『足りているか』と、

父がおこずかいをくれた。
そう言えば、

中学高校と
離れた学校に通っていた私に、

父は、
『何かあったら使いなさい』

と、
当時の五百円札をくれて、

私は定期券入れに
しまっていた。

結婚してからも甘えっぱなし。
何もお返しをしないうちに父は逝った。

せめて、
会社を元気に繋げていくことが、

唯一できるお返しかも
知れない。

そんな私に比べたら、
しっかりした若者は山ほどいる。

で、
本日は、その若者の一人、

ねあかのT君と
稚内利尻のドライブ旅だ。

私は会社で所用を足し、
駅裏で行われる会合に出席してから、

ねあかのT君に
拾って貰って行く。

ねあかT君は
現場から会社によってのドライブ。

申し訳ない。
そして、有難い。

と言うか、
私だったら絶対文句を言いそうなのに!

本当に、
有り難くて頭が下がる。

今の若者は
高度経済成長もバブルも知らず、

その恩恵どころか、
煽りとも言える困難なことがある中で、

一生懸命生きてきたのだ。
けして、

生きやすい時代ではなかったろうに。
そんなことを考えていたら、

社員のことが
もっと愛おしくなった。

色々あるけれど、
日本のことが好きだなあ、

と、
突然思った昼下がりである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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