日刊せみなりーBLOG

秋のアート展は

更新日:2019/09/07

石蔵に、
人はどうして

惹かれるのだろうか。

今日は、
小樽石蔵アート展に来ている。

会場は、
小樽運河プラザ三番館

石蔵造の倉庫を利用したギャラリーだ。

今回は、
アート展。だから、

うーん
大丈夫かな、私。

だって、
アートとは無縁だから。

と、
思ったが、

まず惹かれたのが、
切子製作者 稲垣あけみさんの作品。

小さな椀型切子というのだろうか、
ぐい飲みにぴったりの感じで、

切子の柄は
アイヌ模様。と、言う。

水を入れると
底の周りに綺麗な細かな模様が浮かび、

思わず持ち上げて
下から模様をのぞいたら、

ない。
模様はない。

なんでだ?!
と、思ったら、

稲垣さんが説明をしてくれたけど、
いまいちハテナだ。

色は
あずき色ほど暗くなく、

真紅のようには
明るくない。

いい色だ。

切子は江戸の文化だが
蝦夷のアイヌ模様と相まって、

不思議な魅力を醸し出していた。
今回は、販売はなし。

残念。

そして、
アロマインストラクター瀬川さんの

今日の日に合わせたハーブティを
無料で頂いた。

3種類のブレンドハーブティー、
私は、最後に頂いたのが一番好き。

少しキリッとしている。
こー言うブレンドもあるんだー。

そして、
金継ぎをした白いカップとソーサー

金継ぎの部分が模様のようで
白いカップの格が上がった感じがする。

この石蔵アート展は、
石蔵にあることで魅力が増すアート。

もちろん、
様々な軟石づくりの作品が

大小様々展示されていた。

一日中開催されていて
出入り自由。

地元の方
観光客の方が、

自分の好きなところで
立ち止まる。

読み聞かせの中川さんは
映像化された紙芝居で

語り部をする。
耳触りの良い優しい声が流れる。

夕方からは、
ジャズの生演奏が始まった。

ベースは柳さん。
ギターは長沼さん。

石蔵では
響きが格段に違うそうで、

音楽がわからない私でも
うっとりした。

いいわね
ジャズ

このアート展と
同時開催されたのは、

小樽再生石蔵祭。

石蔵を、
再生活用している11のお店が参加し、

アート展の専用チラシを持っていくと
色々な特典がある。

市民、観光客の方々に、
小樽の石蔵活用店を巡って知って頂くのが

目的だ。
私は一番に、

ラーメン初代小樽本店
海苔4枚サービスが

目に入った。
おおおお

海苔4枚
嬉しい。

でも、
お昼は、石と鉄。

クロワッサンオープンサンド
を頂き、

特典は特製クッキー。
うまい!

なんだか
石蔵アート展で得した気分。

一日中いたのに
柔らかい気が流れているのか、

疲れない。
石蔵特有の空気かも知れない。

アート展は今日でおしまいだけど、
石像アートは

明日も公開。
秋の入り口、

小樽のアートに触れて
気分は上々である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

記事一覧