日刊せみなりーBLOG

初冠雪!

更新日:2019/09/19

黒岳に雪が降った!
と思ったら、

羊蹄山も初冠雪。だと。

これぞ北海道!
と言えるのは、

自分が現場に出ていないから。

羊蹄山を間近に見ながら
調査に励む皆さま!

ありがとう!だ。

それにしても、
雪を被った羊蹄山は

素敵だろうな。
なんであの山はあんなに美しいのだろうか。

私は、
山登りに興味はないのだが、

どうも山が好きなようだ。
家も、

生まれてからこのかた、
藻岩山を間近に見る場所から動かない。

今も毎日、
藻岩山におはようを言い、

晴れていても
曇っていても

藻岩山を見上げない日はない。

日本中を旅しても
山に惹かれる。

信州の日本アルプスは
墨絵のような美しさで

長野県は北海道の次に
好きな県だ。

日本アルプスと言えば、
富山市から見る立山も素晴らしかった。

いやいや
別に本州に行くまでもなく、

中富良野から見る十勝岳は
言いようもない美しさだし、

斜里岳も
大御所大雪山も、

人の心を掴んで離さない。

が、しかし、
その山の中に入って調査となると、

これまた
話は全くの別物になる。

うちの会社は
測量会社が測量をした後に山に入るが、

当たり前に道はなく、
笹を避け、

笹の上を登り、
笹に掴まり、

目的地を目指すわけだ。
元々、スポーツウーマンなら良かったが、

運動は学生時代から
ラジオ体操しかしなかった。

これは嘘ではない。
私は中高一貫教育の女子校だったが、

その頃は
ブルマを履いて、

真面目に、
ラジオ体操を体育の時間にしていたのだ。

私は、
母校のそー言うところが良くて、

その学校を選んでいた。
友人たちも、

スポーツはできるけどしない人か
私のように、

できない人の
どちらかだった。

だから、
うちの会社に入り、

山の調査に初めて行った時は、
びっくりした。

というか
これほど自分に不似合いな仕事はない。

と思ったが、
不思議に仕事だとできるものだ。

ただ、
一回だけ、

熊の糞が落ちている、
明らかに熊がいる場所でただ一人登れず、

山の中腹で
ポツンと一人残された時だけは、

本当に心細かったが。
それでも、

仲間たちは
むつみさんが熊に食べられないか、

本当に心配して
急いで調査を終わらせて、

走るように私のところに
戻ってきてくれた。

今のように
ハンターをお願いするのが普通の時代ではなく、

よく頑張ったものだと思うが、
熊の方も昔は人間を怖がり、

鈴や笛、ラジオの音がすると、
近寄っては来なかった。

もう、10年も昔の話だ。

さて、
山に雪が降りだすと、

平地にだって初雪が来る。
根雪だけにはならないでね!

北海道の雪との競争が
今年は早くに始まったようである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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