日刊せみなりーBLOG

女性が主役

更新日:2019/10/27

久しぶりに
結婚式に出席した。

それも、
娘の結婚式じゃあない。

多分、
娘以外の結婚式に出たのは、

10年ぶりくらいだろうか。
で、何を感じたか。

やっぱ!結婚式はいい!

当たり前のことだけれど、
余りにも結婚式から遠のき、

改めて
結婚式の良さを感じたわけだ。

まず、
喜びに満ち溢れ、

笑顔しかない。
新郎新婦は元より、

参加者がみんな笑っている。

新婦は美しく
新郎は格好良い。

女性たちはそれぞれに着飾り、
男性たちもピシッとしている。

私は、
ここぞとばかりに訪問着を着た。

もちろん、
プロの人たちの力を借りてだ。

ついでに、
化粧もしてもらい、

髪も和装用にしてもらった。

私を見た夫は、
『バーのママが付けを取りに来たと思った!』

と、
言ったが、

それほど美しかったのか!
と良いように受け取ることにした。

着付けの方に
『腕を上に上げないで下さい』

と、
言われたので、

所作は女らしくなった。
美容室で髪をセットしてもらいながら、

美容師さんと昔の結婚式の話になった。

ずーっと昔の話で、
想像だけど、

『日頃、夫の陰に隠れて
おしゃれをする事もなく、

忙しなく生きていた女性たちにとって、
婚礼の場に出て行くことは、

自分を美しく見せる大切な場、
だったのかも知れませんね』

なんて話した。
昔の結婚式は、既婚女性は留袖、

未婚女性は振袖だったそうだ。

お色直しが広まったのは、
戦後だろうけれど、

花嫁さんの美しさは、
昔も今も変わらないだろうな。

と、思った。

若い頃、
私は、

お色直しは見世物だ。
女性を人形扱いしていると

ウーマンリブ風に思ったが、
今は少し違った感覚になった。

人生の中で
結婚式ほど女性が美しくなるときはない。

どう考えても、
主人公は新婦さんだ。

最高の晴れ舞台なのだから、
自分がしたいように着飾れば良い。

そんな風に思うようになった。

今朝、
昨日の結婚式の着物を片付けながら、

あ!夫のチーフを返し忘れた!
ことを思い出した。

式場でチーフを忘れたことに気がつき、
ホテルでレンタルしたのだ。

結婚式は
最後まで綺麗にしめなきゃあ。

と、
届けに行ったら、

今日は、模擬結婚式と
ウエディングドレスの試着会を行なっていた。

私がこれからウエディングドレスを着ることは、
絶対ないけれど、

心が引かれて
ついついのぞいてみた。ら、

あーなんと!
美しい!

どうしてもピンクのドレスに目がいく。
真っ白いウエディングドレスは

自分の結婚式で着たからか、
あんまり目が行かず、

着ることのなかったイブニングドレスに
どうしても目がいってしまう。

なんであんなに突っ張っていたのかしら。
すればよかった、お色直し。

これから結婚される女性の皆さん、
嘘は言わない。

自分のための結婚式、
思いっきりあげなされ!

女性は全員
美しいのだから。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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