日刊せみなりーBLOG

泥縄ですが

更新日:2019/11/01

泥縄式という言葉は、
あまり良い意味では使われないけれど、

稲盛和夫氏は、
経営の支出については、

泥縄式が良いと言っている。
なので、

うちの会社は、
人の採用もギリギリまで見極めて

行うことにしている。
大手ならば、

毎年決まった人数を採用しても上手くいくが、
当社のような小規模会社は

そうはいかない。ので、
見極めていたが、

色々あって、
よし!採用活動を始めよう!

と、なったのだ。

え?今何月だとお思いですか?
と、言われそうだが、

この方式で、
ここ数年、

人の採用には成功している。

たまたまじゃあないの?
いえいえ、

何年も続けばたまたまじゃあない。
と、思う。

それも、
ウソーというほど、

道内のサイトを使って成功している。

ママさんパートを募集した時も、
よし!と決めたら、

良い人たちが決まった。
新人も今の時期だったが、

沢山の応募があり
健やかS君に決まった。

去年はもっと遅くて、
でも、

これまた多くの方たちの応募があり、
まっすぐM君とスッキリM君に決まった。

なので、
自信があるのだ。

とは言え、
油断は禁物、

心して採用活動に入ろうと
ジョブキタのMさんに来てもらった。

想像通り、
採用活動は売り手市場は変わらないようだ。

が、
どんどん、

時代は変化しており、
それぞれ個人の働きたい場所や条件が

多様化していると言う。
びっくりしたのは、

別海の酪農への応募が
7人もいて、

採用されたのが二人。
と言うところだ。

別海の皆さんごめんなさい。
でも、一般的には、

びっくりすると思うのだ。
そして、

稚内への就職も二人、
稚内市外から決まっている。

そして、

休みが多いから、とか、
給料が高いから、とか、

の理由で、
会社を決める人ばかりでもない。

と、
ジョブキタのMさんは

仰っていた。
都会が良い人、地方が良い人、

現場が良い人、
事務が良い人、

農業や漁業が良い人、
それぞれに、

自分の心に素直に職場を決めていく。

それって、
良いなあ。と、思う。

職場を選ぶ時も、
【とりあえず】と、【まあいいか】は、

良い人生に繋がらない。

今の時期、
新卒は焦るだろうけれど、

せめて、
【まず働こう】と思って欲しいし、

職場は、
【この理由でここに決める】と、

自分の中で決断理由を
明確にしておくと、

働きながら悩んだ時に
乗り越えることができるから。

さて、
泥縄式に採用を決めたけど、

去年よりは1ヶ月早いと
ジョブキタのMさんが仰った。

ならば、
もっと大丈夫!

健やかS君は、
できれば自分より若い新卒が良い、

と、
言っているが、

こればかりは縁だから。
とは言え、

来年の春には、
ブログ名がまた一人、

増えることは、
間違いなさそうである。

楽しみである。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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