日刊せみなりーBLOG

店員さんの力はすごい!

更新日:2020/01/11

お菓子屋さんの店員さんで、
感動的に素敵なのは、

柳月、六花亭、
そして、大福堂。

だと、
ズーーーーと

思ってきた。
六花亭は、

教育を感じ、
柳月と大福堂は、

採用の人選び基準かしら?
と、感じているが、

本日は、
イオンの手芸用品売り場で

これまたステキな店員さんに
お会いした。

私は、
注射針以外、

ほとんど持ったことがない。
ものすごく不器用で、

ボタンをつけても
糸がぐちゃぐちゃ。

なので、
いつの間にか

我が家から裁縫箱が
消えた。

え?じゃあ
ボタンが取れたらどーすんの?

だったが、
夫を含め、家族がそれぞれ、

自分のことは自分で!
だったし、

子供たちが小さい時は、
実家に持って行っていた。

なんと!
だったのだが、

ここに来て、
色々あって、

もう一度裁縫を始めることに
なった。

裁縫箱は
30年以上前に

義母から、
手作りの立派なものを貰っており、

クローゼットの奥に
眠っていたので、

本日、
それを引っ張り出して、

確認したら、
ほとんど空だったので、

イオンに
買いに行ったわけだ。

ボタンもつけられないのだから、
手芸なんてしたことがなく、

手芸コーナーさえ分からず、
店員さんに聞きながら行くと、

そこはかなりの品揃え。
あひゃあ、

どこに何があるのか
分からず、

そこにいた店員さんに
声をかけた。

振り返った店員さんは、
そうだわねえ、

40代前半かしら。
とても綺麗で

明るい印象の方だった。

『針と絹糸を探しているんですが、
半襟をつけるので、

どのくらいの太さの針が
良いですか?

絹糸は手縫い用です。
あのお、針刺もありますか』

いやはや
60を過ぎたおばさんの

質問とは思えない。

その店員さんは
笑顔で、

『裁縫セットを
用意し直すのですか?』

と、私に聞いた。
私は素直に、

今まで裁縫箱がないこと、
ボタンもまともにつけられないこと、

を話したが、
その方は、

顔色ひとつかえず、
笑顔のまま、

『半襟をつけるのですね。
手芸は面白いですよ。

きっとつけ始めたら
止まらなくなりますよ。

手芸は、やった成果が目に見えるから、
達成感がすんごくあるんです。

すぐに楽しくなりますよ』
と、言いながら、

私に、
針や糸を渡してくれた。

その笑顔と言葉に
なんだかとっても嬉しくなって、

きっと私も
半襟をつけることが

できるようになる!
と思った。

イオンの帰り、
私は嬉しくて、

早く針を持ちたいと
思った。

自分のことを
不器用だからときめつけて、

針箱さえ置かなかった私なのに、
仕方なく始めることが

こんなに嬉しいことに変わるとは、
あの店員さんはすごいと思った。

そうかあ
手芸の面白さは

達成感なんだ!

義母がくれた裁縫箱に
やっと出番が来た。

イオンの店員さんに
感謝である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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