日刊せみなりーBLOG

新時代を感じつつ

更新日:2020/02/08

本日、
夫はジジとなり、

孫ディ。
4歳児は保育園なので、

小1だけを
ほぼ夫が見る。

私は、
研修会でお出かけだ。

こーいうの、
すごいと私は思う。

あ、すごいのは、
夫だ。

妻は、
ユニバーサルマナーに通じる勉強会。

夫は、
家で孫の面倒。

なんだか、
今風だと思うのだが、

ちなみに、
娘夫婦は共に仕事だ。

教師には、
働き方改革は無縁らしい。

それで、
夫が見ることになったのだが、

昔から、
夫が家事育児を

やっていたわけではない。
共働きだったけれど、

休みの出勤や残業時は、
私の両親が見ていてくれた。

今も当たり前だけれど、
夫も私も、

仕事や様々な勉強会と重なると、
孫の面倒は見れないが、

事情が許すときは
手伝っている。

と言っても
平日は無理!

なので、
婿さんのご両親が

見てくれる。
ジジババがいての、

共働きは
今も昔も変わらない。

私は、
経済力を持つことが

女性の自立の第一歩、
と、考えていて、

絶対働く!
と思っていた。

学生時代も
ほとんど、

バイトらしいことを
したこともなく、

働く意味も、
よくわかっていなかったけれど、

自分で稼いで、
自分で食べる。ことは、

特に女性にとって
大切だと思っていたのだ。

でも、
看護婦になり、

長女が生まれてから、
仕事がめちゃくちゃ面白くなった。

夜勤も休日出勤も
普通にやった。

研修会にも出たし、
ついでに、

組合の女性部の部長なんかも
やっていたから、

そりゃあ
面白かった。

医療の現場にも、
男尊女卑はあったし、

医師が看護婦を馬鹿にする、
というのもなきにしもあらず、

だったけれど、
そこは、

コンニャロー精神で
バカにされないだけの、

力をつけたと
思っていた。

子どもの病気でも、
休むことをしたくなくて、

夫とも
よく喧嘩した。

子どもは可愛いから、
3人も生んだけれど、

仕事と子育ての間で、
なんで、

女性は思いっきり
仕事ができないのだ!

と、
腹を立てて、

夫が敵に見えたことも
あったなあ。

今も、
女性が仕事をし、

経済的自立をすることには、
諸手を上げて賛成だけど、

コトは、
そう簡単ではないのだ。

だから、
休みに、

夫も時間があれば、
娘のために孫を見る。

そうなんだと
思う。

孫はそれは可愛い。
でも、

働いている娘のために
私たち夫婦は、

孫を見るのだ。
きっと、

娘の婿さんの親御さんは、
息子のために孫を見る。

私の両親は、
私のために、

孫たちの面倒を見てくれたのだと
思う。

いつか、
人間の自立は

経済力にあらず。
そして、

子育てと仕事を
心の中で、

計りに、
かけなくても良い社会を

作れたら、
いいなあ。と思っている。

が、
休日に私は研修、

自分は孫の世話を
してくれた夫にまず感謝である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役中野むつみでした。

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