日刊せみなりーBLOG

いろんなお仕事あるんだな

更新日:2020/02/20

中途採用の新人K君が
入社して1週間。

まだまだ
慣れずに大変だ。と、

思う。
社会人2年目での転職だから、

初々しい。

健やかS君と
同い年だ。

新しい環境に慣れるのは
大変だもの。

というが、
私は、

看護婦になった時も
仕事に慣れるには、

そりゃあ数ヶ月は
かかったけれど、

人には、
結構早く慣れた。

いわゆる、
人見知りをしなかった。

ところが、
白衣を脱いでPTAに行くと、

ものすごーい
人見知りだった。

気さくなお母さんが
声をかけてくれて、

やっと
仲間に入れた感じだ。

あれって、
どうしてだろうか。

俗に言う
内弁慶なのだろうか。

ところが、
時が経ち、

歳を重ねるにつれて、
新しい環境に入って行くのが

面白くなってきた。
知らない人と、

知り合うのが面白い。
先日も、

小樽への移住体験ツアーで
知り合った方は、

猫シッターの方だった。
あ、私は移住しない。

夫を置いて、
一人小樽に住んだら、

そりゃあ大ごとだもの。
私は、

勧める方。
私は自分の前世は、

富山から北前船に乗って
小樽に移住してきて、

幸せに暮らした女性だったと
思っている。

だから、
魂の片隅に小樽愛が根ざしている。

で、
小樽に関わり出したのだが、

その
猫シッターさん。

素敵な女性だった。

我が家でも
猫を飼っている時、

出張などで
家を開けるのが

大変だった。
一日だったら、

ご飯と水を多く入れてしのいだが、
数日になると、

叔母が元気なうちは
叔母に頼み、

その後は
忙しい三女に無理を言って

餌やりをお願いした。
が、

猫シッターさんは、
それを仕事にしたわけだ。

すごい。
今、我が家には猫はいない。

17歳でクロが死に、
23歳でミケが死んだ。

なんだか
悔やまれて。

もっと大事にしてあげれば
良かったと。

出張と残業ばかりで
寂しい思いをさせたと思う。

もし、
昔、猫シッターさんがいたら、

絶対お願いをしただろう。
ただし、

我が家の汚さを考えると、
出張に前に大掃除が必要か。

猫の餌と水、
そしてトイレ掃除を

やってもらうだけで、
全然違うもの。

猫たちも
猫好きはわかるから、

きっと甘えたに
違いない。

知らない世界に
一歩を踏み出すのは

勇気がいるけれど、
移住ツアーに参加して、

知らない人と
行動を共にする勇気も

素晴らしい。
そのツアーには、

カラーティチャーの方や
陶芸家の方などもいらした。

もし私が、
看護婦時代のまま、

内弁慶だったら
絶対知り合えない方たちだ。

看護婦から
転職をしたおかげで、

私は新しい世界を
知る入り口に立ったことになる。

が、
しかし、

うちの会社の社員が
新しい世界を知りたい!と

思う前に、
会社にいても

外の世界を知れるように
したいなあ。とも、

思っている。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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