日刊せみなりーBLOG

咄嗟の主観的な判断は重要ですぞー

更新日:2020/02/25

察知する力って、
なんだろうか。

きっと、
すんごーく綺麗な心、

素直さ、
なんじゃあないかなあ。

と、
コロナウイルスニュースを

見ながら
考えた。

綺麗な心
素直な心の人は、

コロナウイルスのニュースを見て、
武漢で苦しんでいる人を思う。

中国に
知人友人がおられる人が

どれほど
心配しているだろうかと

心を砕く。

そう思ったのは、
私の友人たちの中に、

そー言う優しい人たちが
いるからだが。

私といえば、
それに比べて

優しさが足りないと言うか、
計算が先というか、

『あのさあ、
アパホテル、全然、

明かりついてないよ。
こりゃあ、経済的な影響、

大だね!』
とか、

『うちの商売に影響が出るのは
いつくらいからかしら』

とか、
本当に利己的だ。

思うに、
こーいう時、

人の本性が出ると
思う。

昨日の夜、
珍しく夫婦でニュースを見た。

政府の専門家会議の見解だ。
短時間だったが、

言いたいことがよくわかった。
で、

うちの会社はどうする?
の時、

その判断基準の
決め手は、

かなり主観的な言葉だった。

【長時間にわたって】って、
何時間?

【手が届くくらい】は、
わかる。

まあ、1メートルくらいだわね。

【多くの人が会話するような】
は、何人?

なのだが、
その主観的な判断基準を

考えるときに、
私の頭にすぐ浮かんだのは、

お金を
払ってしまった社員研修だったり、

自分が主催するセミナーだったり、
したのだ。

あれは、20人くらいだから、
多くないと考えよう。

あれは、50人くらいだわね。
うーん、

多いって
100人でもいいんじゃない。

長時間は2時間かな、
それじゃあ全部ダメじゃん。

半日と考えようか。

そしたら、
夫ことハリマオウN社長が言った。

多くの人って、
50人だな。

と。
え?なんで?

と、
その時は思ったのだが、

今朝、
夫の咄嗟の主観的な判断の

意味がわかった。
人間は、

動物である。
身を守るための感が働く。

この感は、
勘定の勘ではなく、

第六感の感。
打算も利己もなく、

咄嗟の時に
頭を通さずに出るものだ。

で、
朝、夫に聞いた。

『長時間って、
何時間だと思う?』

夫は、

『長時間って言えば、
1時間だろうな』

と、答えた。
即答だった。

そうかあ。

ならば、
不特定多数の人が、

50人以上で、
1時間以上、

1メートル以内の接近で
会話をするようなところには、

社員を行かせられないし、
自分も行ってはいけない。

そうだよなあ。

で、
本日、社内の行動指針の

一回目を作り、
社内に通達をだし、

ホームページにも
公開した。

どんな判断も
打算的利己的になると

判断を誤る。
うちのハリマオウN社長、

心の底は利他なので
咄嗟の答えに打算は入らない。

それにしても、
昨日の見解は最重要だったと

思うのは、
むつみさんの第六感である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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