日刊せみなりーBLOG

卒業!

更新日:2020/03/02

札幌は、
本日高校の卒業式。

時節柄、
教室でやったり、

親を呼べなかったり、
様々みたいだ。

親にとっては、
子供の成長を

感じられる機会だから、
参列できないのは寂しいけれど、

もう高校生も終わり!
一人前だぞ!

一人で旅立て!
と、格好良くも

良いかも。
と、人ごとだから、

言ってたら、
長女が、

私は大学の卒業式も
来て欲しかった!

と、
今頃言った。

はい、そうですか。

まあ、
卒業式は旅立ちだから、

基本、
出ても楽しいものだけれど、

私は送別会は
苦手だ。

うちの会社も2月は、
はにかみRさんの

送別会があった。
結婚して、とーくに行く。

今時は、
テレワークもあるからさあ!

と、
未練がましく進めたけれど、

結婚生活という
初めての中で、

テレワークという
初めてが重なるのは、

そりゃあ避けたいよね。
と、

素直に引き下がった。
仕事も困るけれど、

あー寂しい。
本当に寂しい。

私は昔から、
送別会というものがホント苦手で、

でも、
看護婦時代は

送別会が多かった。
板前さんと一緒で、

包丁いいっぽん、
ならぬ、

免許証一枚持てば、
どこにでもいける商売だから、

入れ替わりも多く、
毎回、仲間がいなくなるのが

寂しくて、
私はある日、

送別会という名称を
やめよーよ!

と、
提案した。

卒業式にしようよ!
次の人生に踏み出す人たちを

送り出す会だ。
で、

卒業式なら
卒業証書もいる。

それ、
私、書くから!

こーいうの
得意だったのだ。

一体
何枚の卒業証書を

書いただろうか。
去りゆく仲間との出会いから、

それぞれの働きぶりの
素晴らしさ。

を振り返ると、
全ての仲間の良さが見えてきて、

本当に寂しくなるが、
この卒業証書には、

笑いも必要で
そして、

最後は希望の言葉で
締めなくてはならず、

書き終わった頃には、
うん、仕方ない。

みんなで前を向こう。
だって、

仲間の門出だもの。
と,

思えるように、
なっていた。

でも、
卒業証書を読み上げる人は

別の仲間だ。
だって、

泣いちゃうからなあ。

今回の
はにかみRさんの送別会では、

卒業証書は渡さなかったけれど、
私がはなむけの言葉を

最後に言うことになった。
多分これは、

まっすぐM君の策略と
思われるが、

無事泣かずに言えた。
こー言う時、

笑いに持っていく技法は
年とともに鍛えられたようだ。

卒業式って、
やっぱり、

何かを達成したこと、
なのではないかと

この頃
思う。

勉学も
仕事も

何かをやりあげて
前に進む。

はにかみRさんは、
四年弱、

会社を
本当に支えてくれた。

経営者として
何もしてあげられなかったと、

悔やまれる思いは
強くあるけれど、

はにかみRさんの旅立ちを
心から祝福したいと

思っている。
そして、

できたら
テレワークで戻ってきて!

と、
未練がましい私である。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。

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