昨日の夜は、
朗報があった。

カッコマンH君の娘ちゃんと
ママさんパートのMさんの

息子ちゃんが
高校に合格したのだ。

私は、
わがままを言って

会社に出たり休んだり。
で、

昨日は
出社していなかったのだが、

気になっていたのは
合格発表。

昔は新聞に名前が出たが、
今年からは高校に張り出しも

しないらしい。
どーしたかしら？

と思っていたが、
これは中々聞きにくい。

で、
会社から帰った夫に

ねえ、
なんか言ってた？

と、聞いてみた。

『なんかってなんだ？』
合格発表のことよー

と、
ちょびっと苛立つ私。

『あー受かったって言ってたぞ
みんなが、おめでとう！

と、言ってたから』
まあなんと淡白な反応。

もっとも、
夫は感情表現が元々淡白。

それにしても
本当に良かった。

高校受験が一番、
親も子も緊張するかも知れない。

我が家の時を
思い出す。

いやあ
大変だった。

それも
すぎて仕舞えば

思い出か。
今年は、

中学校の卒業式に
親も参加できなくて、

さぞやカッコマンH君も
ママさんMさんも

寂しかったろうと
思われる。

話に聞くと、
親も在校生も出られないから、

その分、
先生たちの意気込みが大きく、

どこの中学校も
感動の卒業式だったらしい。

我が家の時は、
高校の発表前で、

あんまり卒業式に
集中できなかったような

気がするが、
三女だけは、

卒業証書を貰い、
振り向くと、

在校生、父母、先生、来賓を前に、
臆することなく大きな声で、

感動の言葉を言い、
女子では少なくて、

おまけに、
言葉が格好良かったので、

私は、
真っ赤になった。

目立ちすぎたのだ。
それでも、

そー言う子なので、
良い思い出になった。

ママさんMさんも
カッコマンH君も

卒業式の模様を
子どもから聞いただけで、

泣けたのでは
あるまいか。

まあ親たちは、
あとは学費を稼ぐだけだ。

そーなんだよなあ。
親は、

受験の心配をし、
次は学費の心配だ。

そして、
元気に高校に通うだろうか、

と、
心配し、

勉強には
ついていけるだろうか、

と、
また心配する。

子どもも自立するんだから、
心配しても仕方がない。

は、正論。
頭じゃあわかっているけれど。

だったなあ。
だから、

早くみんな大学に入って、
出て行ってくれたら良いのに！

と思っていたけれど、
子どもが巣立つと

思いのほか、
夫婦二人の生活は

面白くなかった。
それじゃあ仕事に

精を出しますか！
みたいな感じで、

仕事に
埋没してった気もする。

そうなのねえ。
子どもの高校受験に

ハラハラし、
卒業式に涙して、

学費が高い！
よく食べる！

と叫んでいるうちが
花ですよー

と、
ちょっぴり社員二人が

羨ましい。

お節介の達人
マチづくりのご相談承り役 中野むつみでした。