『体育系の専門学校なのね、何のスポーツをしていたの？』

先日の企業説明会で一番最初にうちのブースに座ってくれたのは、

かわいい女の子二名、体育専門学校の学生だった。

『私はバスケットです。』

『私はバトミントンです。』

『まあ～、二人ともスポーツウーマンですね。因みに私の隣に座っているのは、

今年度入社の新人Ｔさん、合気道2段なんだよ～』

『あ・3段になりました！』

企業説明会で私の補佐をしてくれている新人Ｔさんは、

3月に合気道3段の試験を受けていた。

『すご～い！紺袴、買ったの？』

『まだです。早く買って部活に自慢しに行かなくちゃ～』

合気道は3段になると、道着の袴は紺になるという。

すんげ～～～～

どんなものでも、道着の色が変わると本物だ～

新人Ｔさんは、若干22歳の女性だが、

何処にそんな力があるのかと思うほど静かに仕事をする。

入社して3ヶ月目に入ったばかり、わからない事ばかりで、

一杯いっぱい・・・・だ。

若干17名の会社でも、職員の名前を覚えるのも一苦労、

誰がどんな役割をになっているのかもわからない。

入社して2ヶ月では、“会社”そのものが“未知なる生き物”だろう。

『新人Ｔさんは今会社でどんなお仕事をされているのですか？』

企業説明会でうちのブースに座った新人Ｔさんの大学の後輩が質問した。

『入札の書類を作ったり、色々です。』

若干しどろもどろ・・・ながら、ニコニコ・・

『新人Ｔさんは、まだわからない事だらけで大変だよね、

一年目は肌荒れ覚悟！みんなそうだから』

後輩たちは一様に、『ひえ～～～～～～』

多分、大企業も中小企業も、新社会人にとっては“未知なる生き物”

マニュアルが出来上がっていないうちのような小企業は多いはず。

そこで働く新人たちは大変だ～

『でも、中小企業の良さは、

自分の成長が会社の為になっていることがすぐわかるところ！

是非、会社選択をするときに中小企業を視野に入れてくださいね。』

新人Ｔさんと一緒に学生たちに頭を下げてこの日の説明会は終了！

さてさて、社会人33年目のむつみさん、

学生さん達や新人Ｔさんの新鮮さに負けないようにがんばろう。

それにしても、合気道3段って、どのくらい強いの～