『電話が繋がらないって言うから、一人で倒れているのかと心配した～』

旭川旧岡田邸の富士子さんからの連絡を待っていたら、

メタボ諦めH常務から電話があった。

私は富士子さんに間違った携帯番号を知らせたらしい。

時間は夜の9時・・

富士子さんが旭川のBARを案内してくれるというので、

むつみさんはルンルンしていたのだが・・

『大丈夫～』

メタボ諦めH常務と共通のお友達の富士子さん、

メタボ諦めH常務の仲介で無事BARデートは出来ました。

むつみさんは口は達者だが、身体が軟弱だ～

寒いの・暑いの・疲れたの・・・

痛いの・辛いの・もうだめだ・・・・

そんな、むつみさんが急に連絡が取れないことを心配してくれたメタボ諦めH常務・・

意外に優しい・・・

昔、80歳まで現役で働いてくれた伝説的建築士Dさんがいた。

真冬の現場はきっとすごく堪えたろう・・

『この股引とても暖かいですよ～』

メタボ諦めH常務が渡していた。

『モゴモゴN社長！高血圧はおっかないんですよ～、これ、効きますよ～』

メタボ諦めH常務が函館のお土産にネバネバ昆布を買ってきた。

『そうか、納豆に入れて食べるか・・』

メタボ諦めH常務は黒くて太くて、声が大きい・・

優しく声をかけたつもりが、“威圧的”・・

『どうせ、そうですよ～』と、時々すねているメタボ諦めH常務・・。

『モゴモゴN社長はずるい！モゴモゴだから得している・・』

むつみさんもそう、思う・・

優しさを伝わるように表現するのは難しい・・

でも、“優しい人ね”と言うのはもっと、難しい・・・ね！