昔、“みんなの歌”で、
“いろんなお仕事あるんだな～♪”

的な歌があった。

電車の運転手、工員さん、お医者さん・・
聞いているだけで・・チョッとワクワクする感じ・・

看護婦時代、『お仕事は何をされていますか？』
この質問が大好きだった。

“疾病を生活と労働の場から捉える”
事を、謳っていた病院だったから、

お仕事は詳しく聞いた。

教師・保険外交員・建築士・セブンイレブン店長、
大工さん、牧師さん、やくざさん・・・

『へえ～そんなお仕事があるんですね～』
の人もいる。

いまでも、経営者の集まりに行くと、
『そんな会社・・あるんですね！』

もっとも、自分が言われる事も多いが・・

先日、ビックリするお仕事を生業に、
会社を経営している方にお会いした。

『はい、牛の爪きりをして全道を歩いています。』

【牛の爪きり！】だ。
そんなお仕事！あるんだ～～～～～～～～だ。

標茶の牧場が頭に蘇った。
あの牛達も爪を切って貰っていたのだろうか？

牛はどっちに足を蹴るんだったかな・・
どうやって固定するんだろう・・

深爪する事はないのだろうか・・
切らないとどうなるのかな・・・

1頭、切ったらお幾らかしら・・・
牛が好きなのかしら・・・

？？？？？の嵐になったが、
それをお聞きする場ではなかったので・・

聞かずに別れ・・・・頭から離れない。

その経営者の集まりは、
“経営理念をつくろう！”を広めよう！の集まりだった。

牛の爪を切るお仕事の会社は、
どんな経営理念になったのだろうか・・・

その経営者は富良野に住む青年だった。
ああああああ・・・なぜ・・？？？？？？？

ああ～眠れなくなりそうだ・・・