日刊せみなりーBLOG
手形?
更新日:2012/12/27
チェックマンA子さんは、
会社の経理も担当している。
本日は今年最後の社内支払日、
『領収書を出してください~』
で、
『わ!いっぱいあったんだった~』
ホンワカH君が、
溜めていた領収書をがさごそ・・・
早く出さないと、支払いませんよ・・
と、心ひそかに思う私だが、
領収書と言えば思い出す。
あれは、岩内の現場だったかしら、
いや・・別海だったかな・・
夕食はみんなで居酒屋、
超割り勘で、『一人○○円~』
と叫んでいたら、
『俺、手形で払っていい?』
ラガーマンM君が言った。
『え?手形って何?』
『領収書です。必ず落ちる手形ですよ』
現場で何やら必要になった時、
社員は立替え、領収書を貰う。
それを所定の紙に張り、
ボックスに入れておくと、
チェックマンA子さんが、
サクサク清算をしてくれるのだが、
その領収書で割り勘分を支払おうとは、
まったく~だ。
どこでそんな手形を覚えたのだろうか、
うちの会社は手形を知らない。
いつもニコニコ現金払いだから、
社内の話ではなさそうだ。
『だいたい、
手形の割引は手数料を引かれるんですよ』
おーホンワカH君も知っているのか、
そうそう、そうだよ。
『そりゃあ、その位、俺だって知っているけど、
この領収書位確実な手形はないと思うけどな、
まるで、お金だよ』
居酒屋の帰り道、ラガーマンM君が言った。
あのね、お金はいつでもどこでも、
日本なら使えるけど、
領収書は会社に帰って、
チェックマンA子さんに渡すまでは、
ただの紙切れ、お店では使えませんよ。
言うならば、セミナリー通貨ですよ!
あ・そうか、
だから手形にしたかったのか?
ならば、
やっぱり手形割引適応ですな。
結局、手形は使われず、
ラガーマンM君は、本日支払いをしてもらった。
ほら、
割り引かれない方がいいでしょ。
会社経営でも、
個人のお財布でも、
運転資金が潤沢なほど、
得をするように出来ているようだ。