目は口ほどに物を言い・・・

口元は笑っているのに、
目は冷たい・・・。

と、思われたら困る。
もっとも、私は看護婦だったから、

優しい笑顔はお手の物、
顔に気分はだしません！

と思っていたが、
うちの会社に転職し暫くして、

言われた事がある。
『また、むつみさん、顔に出したんでしょう』

え？私って顔に出る？！

まあ！びっくりだ。
自分の事ってわからないのね。

それからは、
なるべく気をつけているが、

どうだろう。
で、この度、こんな勉強会を企画した。

｢サービス三流なんて言わせない！新北海道おもてなし｣
の著者、佐藤あけみ氏にご講演いただく。

題して、
【あなたの顔は誰のもの？】

あなたの存在が世界を変える、
マナーは難しいものではなく、

ちょっとしたコツを身に付けることで、
素敵になるというのだ。

ふむふむ・・
自分では出来ているつもりでも出来ていないのがマナー、

なんでも、
話を聞く前と聞いた後では表情が違うらしい。

事前事後のあなたの顔！というところか・・

まあ、怒っていないのに怒ったように取られたり、
お客様に、（感じが悪い人ね）と思われるのは困るから、

勉強しよう！と思ったが、
驚き、悲しみ、困惑、の時はどうするのだろうか？

様々な感情が自分の中に存在するから、
表現が難しい。

以前、
乗っていた飛行機がめちゃくちゃ揺れた事があった。

キャビンアテンダントの方が、
『お座り下さい。ベルトを締めて下さい』

と、通路を忙しく歩いていたが、
一人明らかに見習いのキャビンアテンダントさんが、

真っ青になって自分が椅子に座ってしまった。
それを見た先輩のキャビンアテンダントさんが、

とても優しい笑顔で、
『あなたはそこに座っているんですね』

と言った途端、
その見習いさんは飛び上がって立ち、

仕事を始めた。
いやはや、プロはどんな時でも優しい笑顔を作れるらしい。

相手や周りに不快な思いをさせず、
でも、意思は上手に伝える事が出来る。

きっと、
そんなコツを教えてくれる勉強会になる予定。

手鏡、マスク持参とあったが、
予習として、私は毎朝、鏡に向かい、

ニッ・・としている。