日刊せみなりーBLOG

営業マンの心得?

更新日:2013/04/30

本日は、
厚沢部町日帰りの旅…

JRとバスを乗り継ぎ、
昼過ぎに厚沢部町に着いた。

さてさて、
昼は何時ものお蕎麦屋さんで鍋焼きうどんだわ、

と、寒さに震えてお蕎麦屋さんの戸を開けた。
(どこに座ろうかな…)

一人で座れる場所を探していたら、
わ!Aさんじゃあないかしら?

同業者の営業マン、、というか、
今は役員さんだけど、

営業マンとしての誉れ高いAさんが、
ご飯を食べていた。

『うわ!お久しぶりです。中野です〜』
Aさんは暫く私が誰か気が付かない様子だったが、

『中野さん!こんなところで、ビックルした!』
本当に久しぶりだった。

『どうやって来たの?』『JRとバスです』
『じゃあ入札が終わったら、函館まで送ってあげるよ』

わああ!嬉しい!と、私は素直に喜んだ。
何せ、仕事終了予定からバスの時間まで、

2時間あったので…

そして、お互いの仕事が終了し、
私はAさんの車に乗せて頂いた。

『何年ぶりだろう、10年ぶりくらいじゃないかな』
『ええ??そんなにたってはいないのでは?』

と言いつつ、
そんなにたっているかも…とも思った。

どうりでAさんは、
私にすぐには気がつかなかったはずだわ。

私はかなり、老けたようだ。
Aさんは同業他社のお偉いさんだが、

生粋の営業マン、
一緒にいて心地よい男性である。

『娘さんはみんな結婚したの?』
なんて世間話をしながら、

話は【営業とは】に及んだ。
『自分がお客様全員に好かれ様と思うと、

自分を好きでない人に会うと辛くなる。
いいよ、と言ってくれるお客様でも、

半分は自分をよく思っていないと考えると、
楽になるよ』

なるほど〜これは興味深い話だ。

『それと、何でもいいから、会話をするのが大事。』
そう言えば、

Aさんの話はいつも何気無い事から始まる。
その心地よさが、相手の口を軽くする。

『俺は酒が飲めなかったんだけど、
営業のためにお酒の練習をしたら、今度は飲み過ぎになった。』

Aさんは、苦笑いをした。

『営業のお酒には飲み方があるからね』『どんな飲み方ですか?』

『それはね、
どんなに酔ったふりをしたとしても、

酔っちゃいけないの、
頭をしっかりさせていないとね。』

そうなのか〜それは大変だわ。
毎回、途中から記憶がなくなる近頃の私…

(むつみさん、それ、近頃ではないですよ。)
社員の声が聞こえそうだが…

それでは、
営業のお酒は向かないことになる。

うーん…………
女性がお客様を楽しませる営業術を持っていれば、

最高でしょうに、
残念ながら、私は自分が楽しんじゃって、

おまけに記憶がなくなる。
これは、営業は出来ないわね。

(あー仕事は素面で話そうよ〜)

ばかりじゃ済まないから、
さて…まず、営業訓練は、

飲んでも酔わない事から練習しよう。
思い立ったら、即実行!

と、帰りの汽車は、
クラッシクとじゃかりこを買って乗った次第。

でも、会社では誰も私に営業しろとは、
言ってこない。

まあ、いいっか!
何事も備えあれば憂いなしだ。

さあ!
酔わないお酒の練習だ!

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