日刊せみなりーBLOG

やっと暑くなりかけたので…

更新日:2013/05/26

小樽散策の帰り道、
『ここまで来たら、ソフトクリームでしょ』

小樽民家再生プロジェクトのお仲間、
川嶋さんが言った。

『何で?』
『あれ?中野さんは保証牛乳のソフトを知らないの?

あの車の行列ですよ』
川嶋さんが指差した先は、たくさんの路上駐車があった。

『保証牛乳って、小樽だったんだ〜』

昔、私が子供だった時、
牛乳は牛乳屋さんが運んでくれた。

玄関には、
それぞれの牛乳メーカーが書かれた箱が置いてあった。

圧倒的に雪印が多い中、
我が家は保証牛乳だった。

『やっぱり美味しい』と言うのが、
母が選んだ理由だった。

『保証牛乳を飲んだら、雪印は水っぽい』
そんな会話が家族であったように思う。

でも、気がつくと牛乳は生協で買うようになり、
牛乳配達はなくなった。

それでも、こだわりの母は雪印ではなく、
生協の美味しい牛乳を選んでいたが……

子供の時の、
そういう記憶はいつまでも残っており、

保証牛乳のソフトクリームと聞いて、
『食べようよ!』『え?並ぶの?!』

言い出しっぺの川嶋さんはひるんだが、
その長い行列に大人三人は並んだ。

ビックのソフトから、
三段重ねまでいろいろあった。

圧倒的に小樽の人が多い。
部活後の女子高校生が、

ビックなソフトクリームを
あっという間に食べていた。

どれにしようかな?
巨峰&ヨーグルトにしようかな?とも思ったが、

まずは正統派バニラで味をみよう。

北海道のソフトクリームには二種類の味がある。
山川牛乳に代表される、もろ牛乳味と、

牛乳の味よりクリームの味がするが、
食べた後はさっぱりするもの……

これは好みが分かれるが、
保証牛乳のソフトクリームは後者だ。

濃い味だが、
後味はさっぱりしていて、

口の中はスッキリだ。

保証牛乳健在が嬉しかった。
良いものは残り続けて欲しいから。

え?場所は何処かって?
うーん、どこだろうか、

小樽貯金センターから公園を抜けて、
下に降りて小樽駅に向かって歩いたら………

あったような………

さてと、
お腹は甘い香りがいっぱいだ。

これは、札幌ビールで閉めなくちゃあ
北海道は美味しい季節に突入だ。

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