日刊せみなりーBLOG

チョッとまえ?

更新日:2013/09/01

『●●会社の▲▲さんて、30代半ばだと思いますよ。
俺とそんなに年が離れていないと思うから』

と、ホンワカH君が言った。

『それ、おかしくない?
44歳と35歳じゃあ、だいぶ年が違うよ』

と、
私が返すとホンワカH君は不満顔だった。

なんとなく、わかる。
私も40代までは、学生と話をしていても、

(私もついこの間まで、学生だった)
ような、気がしていたもの。

きっと、
ホンワカH君にとって35歳は、

ついこの間だったんだろうな~

私も看護学校を卒業したあの時、
まさか、自分が58歳になるなんて、

想像も出来なかった。

何時までも、若い気がして、
『定年延長を考える』対象年齢に近くなったことに、

正直、ピンとこない。

エネルギーに満ち溢れ、
大好きな学友達と学び、遊び、議論をし、

まだ知らない仕事の世界を
夢見ていた学生時代から、

36年の歳月が流れた。
随分時がたったんだな~

と思っていたら、
昨日、回転寿司屋さんで声をかけられた。

『おむつ!』
看護学校の同級生、Kちょんだ。

私の卒業した看護学校は室蘭、
彼女はそのまま、室蘭にいる。

『どうしたの?!どうして札幌にいるの?』

前のクラス会はいつだったっけ?
何年ぶりだろう・・

『息子のところに来たの』
彼女は昔よりやや低めだけど、

昔と同じイントネーションで話をした。
私は彼女が大好きだった。

もちろん、
他のクラスメートも大好きだったが、

彼女は私とは全く違うペース、
気分感情の高まりも落ち着いていて、

それでいて、
考える事はしっかり考え、行動もする。

天然のユーモアもあり、
引かれる人だった。

『次のクラス会で会おうね!』
と別れたが、

なんだか心がウキウキした。

36年前は、
やっぱりチョッと前だわ。

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