日刊せみなりーBLOG

飲兵衛は…

更新日:2014/09/01

三月から一病息災になり、禁酒中であるが、
それを知らない方、知っているけど買ってきたわの方から、

日本酒、ワインを頂き、
私は、飲めるようになる日のために、

それらを、
冷蔵庫の野菜室に保存している。

で、日曜日、
重たい野菜室の引き出しを開けながら夫が言った。

『お前、これ、いつまでこうしておくの?』
『そうだね、目指せ、忘年会なんだけれど』

私がそう答えると、
夫は細い目を最大限に開けて言った。

『え?!そんなに!』

いやいやいや、
忘年会も中々厳しいですよ。

私ほどの飲兵衛が飲まないということは、
それなりだから、飲まないのですよ。

と思ったが、
そうか、夫は私と飲みたいから、

そんなに?!の言葉になったのだと解釈しよう。
会社でも、

相変わらず、
『むつみさん、飲まないから調子が悪いんじゃない』

とか、
『大丈夫ですって、飲んでみたら、飲めますって』

とか、飲ます方向に進んでいるが、
そう言われるほど、私は飲兵衛だった。

看護婦時代も飲んだけど、
うちの会社に入ってからは、更に拍車がかかり、

現場でも、『私は日本酒がいい』
食べずに飲んだ。

夫とは食べるものの嗜好は全く合わないけれど、
お酒が好き!の一点で結ばれ、

子離れ後は、
二人でバーに行くのが楽しみだった。

私はサイドカーから、
夫はギムレットから始まり、

3・4杯は飲んだかしら。
時には喧嘩が勃発したが、

次の日には忘れているので、
都合が良かった。

そんな私が半年も禁酒しているのだ。
夫もつまらないのかしら。

娘たちは私の体を心配し、
『もう、やめちゃったらいいのに』の心境らしいが。

とはいうものの、
野菜室には1升瓶3本、赤ワイン、白ワインが1本づつ入っている。

〆て、4升分の重さか、
冷蔵庫が壊れる前に飲まなきゃあね。

でも、暮れになったらまた、
美味しいお酒がやってくる……

1本だけ…誰かにあげようかな、
禁酒中の飲兵衛は、心が狭くなるようだ。

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