日刊せみなりーBLOG
着膨れ?
更新日:2014/12/16
今日は朝早くから小樽で契約があった。
ラッシュ時にバス、地下鉄で札幌駅に向かった。
最も、川沿は都会ではないので、
ラッシュと言ってもたかがしれているが、
…と思ったら、バスは結構混んでいた。
あら…何かあるのかしら。
まあ、いいか…と地下鉄に乗ったらこちらも混んでいた。
始発なのに座れない。
もう年なので、
朝からバス、地下鉄と立ちっぱなしは辛いので、
一本遅らせて、
よっこらしょと座ったけれど、
すぐ椅子はなくなった。
あら、混んでいるのね、と思って気がついた。
違う、着膨れをしているのだ。
冬になり、昨日からの大雪のせいで、
みんな、ダウンを着ている。
私も、ボワンボワンのダウンだ。
空気を含んで膨らんでいるダウンは、
夏の1・5倍くらいの場所をとっている。
動きも悪い。
そうか、やけに混んでいると思ったのは、
ダウンで体積が大きくなったせいか…
納得しつつ周りをみると、
みんな、窮屈そうにしていた。
着膨れは昔からあるけれど、
ダウンが流行り出してから、
余計に着ぶくれね。
と、それでも両手を前でつぼめ、
体積の縮小にあい務めたが、
たいした効果はなかったようだ。
札幌駅も着膨れをした人たちで溢れていた。
おっと、汽車の時間がないわ!
と慌てたが、トイレにも行きたくなった。
着膨れのまま、用を足し、
急いで汽車に飛び乗った。
あ、汽車って電車こと、
どうしても、電車って言葉に馴染めないのだ。
小樽行きの汽車のなかも、
着ぶくれだった。
ただし、観光客のダウンは少しおしゃれだった。
お役所でダウンを脱ぎ、
契約とご挨拶を済ませた。
さあ、帰ろうとダウンを着たら暑かった。
気温がどんどん上がってきている。
脱ぐと邪魔になるダウンは着るしかない。
小樽駅の中では、外国人の家族連れがはしゃいでいた。
暖かい国からの観光客のようだ。
みんな赤いダウンを着ていた。
さあ、札幌に戻ろう…
ボワンボワンのダウンの前を開けて椅子に座ったら、
余計に場所を取り、
慌ててダウンを引き寄せた。