研修で訪れた岡山で、
面白い事を聞いた。

『公共事業などに関わる外仕事をしている会社の、
仕事のピークは、9月から3月なんです。』

と言うのだ。

『もしかして、暑い季節を避ける？』
『そうです。北海道は、どうですか？』

そりゃあ、もちろん、
真冬を避けますよ！

と答えながら、
昔、夏に行った熊本を思い出した。

8月の暑い盛り、
36度を超える炎天下で、測量をされている方々を見て、

『私たちには、絶対できないね！』
と、モゴモゴN社長と話をした。

が、しかし、
雪が降らなければ、

私たちは寒くても仕事をする。

➖25℃の士幌で、
調査をした事もあった。

その時、
初めてダイヤモンドダストを見た。

キラキラ輝く光に目を奪われたが、

残念ながら、
乗っていた社車のエンジンがかからなくなり、

みんなで、
大騒ぎをしたのを覚えている。

防寒服は、
見かけよりも、性能重視で、

ドカジャンを選ぶ。
ホカロンは、箱買い。

手袋は、
『指だけ、先っちょがない方が使いやすい』人、

『いいんや、寒いから、
指が出ないけれど、書きやすいものがいい』人、

などなど、
工夫をしている。

そう考えたら、
暑いより、寒い方が仕事はできるのだろうか？

そう言えば、以前、
スノーマンK君が言っていたのを思い出した。

『だって、寒かったら、
いっぱい着ればどうにかなるけれど、

暑かったら、
脱いだって、最後は限界があるじゃあないですか！』

確かにね、
裸以上には、脱げないから。

だから、
暑い地方では、

炎天下の外仕事は、最低にするのか、

『仕事も夏休みが長いのよ。』
と言った本州の方が、

少々羨ましい気がしたが、
北海道の外仕事は、

これからが、大本番！で、
うちの会社も、

道北、道東、道南、道央と、
全道ぐるり旅開始だ。