お正月休みも最終日、
さあ、気分を仕事モードにしなくちゃね！

と、思うが

これが中々難しい。
きっと、社員も一緒だろうなあ、

と、これまた思いつつ、
苦笑いが出る。

孫たちも、
それぞれに明日、本州に帰るため、

母親たちに、
『宿題、やったの？！』と、

言われていた。
大人も子供も、お正月休みあとが、

大変である。
次女が、そんなみんなをやる気にさせるため、

『ミスド、買ってくるから頑張って！』
と、発破をかけた。

ミスタードーナッツは、
大人も子どもも元気にするようだ。

『むばあばは、フレンチクルーラーと、
ポテリングのふつうの！』

と、叫びながら、
初めてミスドを食べた時の興奮を、

思い出した。
あれは、パルコの地下だった。

札幌にミスドが初上陸し、
パルコの地下で食べることができた。

生まれて初めて食べた《フレンチクルーラー》は、
『美味しい！』と、

これぞ、満面の笑みだった。
それ以来、

私はどこに行っても、
ミスドはフレンチクルーラーと、

決めている。

昭和30年生まれの60歳の私は、
フレンチクルーラーだけでなく、

生まれて初めて！の、
外来物を多く食べている年代だ。

マックのシェイクにも感動したし、
あの、【カウンターに座って食べる事】にも、

興奮した。
そう言えば、

バイキングの朝食を、
初めて食べたのは、京都の東急インだった。

自分で好きなものを取って食べる形式が、
ワクワクして、

何回も料理の前に並んだのを、
おぼえている。

今では当たり前のことが、
嬉しかった時代だった。

孫たちは、
宿題が終わり、

『私も買いに行く！』
と、出かけて行った。

娘家族と一緒の夕食も、
今晩で終了、

明日からは、
みんな、

勉強と労働の日常に戻る。