日刊せみなりーBLOG
休日は…
更新日:2016/06/26
本日は、
心を入れ替えて母親孝行、
と言うほどでもないが、
朝から、小金湯温泉に行ってきた。
小金湯温泉には、
二軒の温泉宿があるが、
母のお気に入りは、
手前の温泉だ。
朝の10時から日帰り入浴が始まるが、
なんと…
時間前からカウンターに人の列。
うーん。
日本人は温泉が好きなのね。
と、私も並ぶ。
91歳の母は、
しっかりしているものの、
万が一転んでは困るので、
一応、私が付き添う風。
見渡すと、
若い方とお年の方が半々くらいか。
若い方は、
つぼ湯に入ったり、
ミストに入ったり、
あの湯、この湯と、
行ったり来たりしているが、
私たちシニア以上の世代は、
余り長湯はしていないようだ。
それでも、
なんだかんだで1時間の入浴時間だった。
『早いご飯を食べようか』
と、温泉の中のレストランでお昼を食べた。
運転手でお付き合いをしてくれた夫は、
天せいろ、
母と私は、
特選御膳とわかめうどんを半分こ。
母の子供の頃の話やら、
母の母の話、母の父の話を聞きながら、
ゆっくりした時間が流れた。
母の母、私の祖母は、
とても料理が上手だったそうで、
母もその血を受け継いでいるが、
残念ながら、
私には、回ってこなくて、
私の姉に行ったようだ。
岡山生まれの母は、
『岡山は、ばら寿司だから、
手間がかかるけれど美味しいの、
お母ちゃんの作ったばら寿司を、
食べたいわ』と言った。
幾つになっても、
母親の味は最高のようだ。
御膳は、
私と母で食べても多くって、
結局、夫の胃を借りた。
『美味しかった!
私が、おごるから。』
と、
昼食は母のおごりになった。
甘えるのも、親孝行かと、
素直に甘えた。
今週は、
休みを頂いて母を美容室に連れて行く。
『楽しみだわ。
もう、こんなに伸びちゃって。』
母は、
その日を首を長くして待っている。
仕事、仕事に明け暮れて、
共働きを応援してくれた母への恩返しは、
まだ、何もしていない。
せめて、
たまの温泉や美容室へのお付き合いだが、
母との時間も楽しくて、
続けようかなと
思っている。