日刊せみなりーBLOG

真田丸最終回♪

更新日:2016/12/19

昨夜、
真田丸が終了した。

ハリマオウN社長コト夫は、
福島に出張したので、

私は真田丸を一人で見た。
ちょこっとだけ、

見るか否か迷ったけれど、
見たい心が勝った。

なぜ見たくない心があったかというと、
それは、

真田幸村が、
負けるのがわかっていたからだ。

三谷幸喜の脚本はとても面白くて、
珍しく大河ドラマにはまった私だが、

最終回が近ずくにつれ、
『あのさあ、

どうして負ける人が主人公なんだろう。
なんだかさあ、

暗く終わりそうじゃない。』
と、夫に言っていた。

夫も、
そうだな、と言いつつ、

やっぱり
真田丸に釘付けだった。

で、
恐る恐る見た最終回は、

面白かった!
あー見てよかった。

よくわからない感動が
私の心をいっぱいにした。

武勇伝でもなく
スーパースターの美談でもなく

なんだかよくわからない満足感だった。
そして、

真田幸村だけでなく、
真田家全員が、

素敵で格好良かった。
女性も男性も、

その存在感が半端なかった。
でも、やっぱり男性の存在感が、

素敵だった。
どんな、端役も格好良かった。

なんだろう。
足が地についていると言うか、

生き方が出ると言うのだろうか。

それは、赤い甲冑に、
凝縮された感じだ。

男性が着る赤を、
あれほど、格好いい!

と思ったことはない。
黒い甲冑の中で、

赤い甲冑は
真田家の心を表しているようで

見ているだけで
燃えた。

見終わって、
真田幸村は負けたのに

私の心に想像していたような暗さは、
何一つ残らなかった。

まあ、せいぜい、
秀頼に付いていたバカな女性の側近のようには、

なるまいと、
自身をいさめたくらいか。

男の戦いの世界は
男に任せていた方が良い。

そして、
不思議に未来が明るくなった。

それも、
あの赤い甲冑のせいなのだろうか。

45分の中に
多くの事が凝縮された、

不思議な大河ドラマだな、
と思って、

テレビのスイッチを切った。

一人で見た大河ドラマは、
超満足だった。

で、
夫の今年のクリスマスプレゼントは、

赤いネクタイにしようと決めた。

暫くは、
男を素敵に見せる赤に、

ハマりそうだ。

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