日刊せみなりーBLOG
浅はかな計算だった。わ。
更新日:2017/02/07
今年の冬は、
寒い!日が多く、
我が家の天然冷蔵庫であるベランダで、
冷え冷えビールとなっていたクラシックは、
極寒の朝、
数本が凍った。
何せ、瓶ビールだから、
割れなかったのが幸いで、
でも、凍ったビールの泡は、
王冠を持ち上げ、
明らかに、外に漏れていた。
が、朝、暖かくなると、
王冠はぴたっとはまり、
何事もなかったようにすましていた。
ので、
多分、飲めるわ!
と、晩酌時、
夫に差し出した。
もちろん、
凍ったことは言ってある。
『泡が立つから、
気は抜けてないよね。』
『そうだな』
と、夫は言って一本を開けた。
次の日も、
凍って溶けたビールを出した。
『あ、やっぱり、まずいな。』
うーん、やっぱり。。。。
で、次の日も、
凍って溶けたビールを出した。
『やっぱり、まずいな。』
うーん、やっぱり。。。
を繰り返し、
結局残り1本!まできたところで、
『うーん、無理して飲まなくてもいいよ。
ビールで作るお料理を探してみるわ』
となった。
瓶のビールは美味しいだけでなくて、
お得なのだ。
なのに、5本も凍らしてしまったら、
勿体無い!
せめて、料理に使おうと思い、
日曜日、
豚バラの塊を買ってきて、
煮豚を作った。
が、夫は出張で、
未だ鍋の中。
一緒に煮た手羽元は美味しいから、
味は悪くないと思うのだが、
大きな塊の豚バラは、
二人で食べるには大きすぎ、
多分、結局、
娘のところに運ばれるだろう。
味は悪くないとしても、
ビールで煮た価値はあったのだろうか。
煮込んだ時間を考えれば、
別にビールである必要はないと思われ、
と言うより、
そんなに食べない煮豚を、
高い豚の塊を買い、
ガス代をかけて煮込む必要があったのか?
と、思う。
『不味い?仕方がない。
凍らしちゃったから。
捨てるね!』
の方が、
なんだか安く上がった気がする。
もったいないの気持ちが、
高上がりにつく。
そんなこともあるわよね。
多分、豚肉、ガス代、調味料の金額は、
瓶ビール5本分を超えている。
あー失敗。。。。