日刊せみなりーBLOG

いい予感!

更新日:2017/06/10

金曜日、
会社の階下の物置場の片付けをした。

来週、
喫煙室が移動した後

ロッカー室に
変わる予定だ。

会社も家も
たまに断捨離が必要なようで

使っていないもの
使えない空間が

多い。
でも、時間がなかったので、

まずは
物品は車庫に移動した。

『そうなんです。
今度は車庫がグチャグチャです。

ロッカーができたら
車庫に置いてある各自の防寒着などは

移動できると思います。』
と、片付けのリーダー、

気遣いU君が言った。

『そうだね、
つぎは、車庫を綺麗にしようね。

捨てるものを捨てて。』
と、私。

今年の
2月頃から始まった、

仕事環境改善計画は
少しずつ進み、

あとは
車庫を残すのみになったが

綺麗になった物置場を見て
清々しい気分だ。

これで
喫煙室もなくなると

南の窓から風が抜ける。
気が流れていくようで

嬉しかった。

うちの会社ができて
今年度で40期だ。

初めは
実家の一間を使って始めた会社だったが

少しずつ大きくなり
今の社屋を建てて

27年くらいだろうか。
途中増築をした。

創業者である私の父は
北海道庁を52歳で辞めて

当社を起業した。
中々のエネルギーの持ち主だったが、

慎重派でもあったと
思う。

バブルにも踊らず
会社のお金が、

土地に化けることはなかった。
社屋も木造二階建てだ。

無理をすれば
鉄筋コンクリートにもできたが

堅実だった。

お洒落さんだった父は
自分の身に付けるものには

きゃっ!というほど
お金を使ったし、

病魔に倒れた後
私に言い残したのは、

『芳に、
みっともない格好はさせるな。』

だった。
社長たるもの

社長の格好をせよ!
そこの見栄は必要だ!

なのだと理解した。

そんな父だが
会社が背負う借金には

敏感だったから、
木造二階建て建築にしたのだろう。

おかげで
公共事業が急激に減った中、

頑張ってこれたのは
この社屋のおかげだと思っている。

これからも
大事に使おう。

ただし
改善をして。

カフェスタイルの
休憩室兼会議室。

美味しいコーヒーや
紅茶、日本茶、

そして、
ジンジャーティまで飲める。

社員も
やっと自分のロッカーを

持てるようになった。
まだ、中々慣れないが

午後には
笑い声も休憩室から聞こえる。

父が作ってくれた社屋を
大事に使って、

中身を整えようと思っている。
さて、

残すは車庫のみ
ちょっとここは大変だけど

使いやすく
片付けやすい車庫作り

やってみようね!

木造二階建て
気の流れが良くて

社員が使いやすい会社。

また一つ
前進しそうな予感だ。

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