日刊せみなりーBLOG

わんぱくは金?!

更新日:2017/10/14

休日の土曜日、
ハリマオウN社長ことジジは、

所用で函館に日帰りだ。
で、

久しぶりに我が家に泊まった
5番孫と8番孫は、

残念ながら、
昼前で、ジジとさようなら!

と、なった。
普通、

ジジよりババに孫はなつくが
我が家の場合、

逆。
8人の孫たちは

全員、
ジジファン。

娘三人も
ファザコンだから、

ジジは我が家で一番の
人気者と言える。

昨晩も
孫二人は、

心ゆくまでジジと大騒ぎし、
もちろん、

ジジも楽しそうで、
きっと、

最高の気分転換になったと
思われる。

私は、
と言えば、

少々寂しいけれど、
まあ、なんですね、

お風呂もジジと入るわけで、
楽といえば楽だ。

何せジジは
子どもと遊ぶのが大得意。

チャンバラやら
西部劇やら、

昔の自分に返ったかのように
遊んでいる。

ハリマオウN社長は
3人兄弟の末っ子で、

父親は
スズラン印の砂糖会社に

勤めていたので、
生粋の社宅育ちだ。

二人の兄だけでなく
多くの社宅の子供たちと、

それはそれは、
わんぱくに育ったようで、

私は義母から
そのわんぱくぶりを聞くのが、

楽しかった。
3兄弟のうちで、

一番のわんぱくは、
長男のYお兄さん。

喧嘩も強く、
Yの弟と言うだけで、

社宅の子供たちから一目置かれ、
余計にハリマオウN社長は、

わんぱくぶりに、
拍車がかかったようだ。

士別にあった社宅には、
おんこの生垣があり、

冬はそこに積もった雪が
寒さで凍る。

子供たちは、
その上を駆け抜けて、

雪が割れる前に
飛び降りる!

と言う、
曲芸的なこともしていたと言うが、

ハリマオウN社長は、
一度も。

落ちた事がなかったと、
義母は得意げに言っていた。

それでも、

一番偉い所長さんの家の
煙突から雪玉を投げ入れ、

ストーブの煤が、
居間一面に飛び出した時は、

泣きながら畳の掃除をしたと
言っていたから、

今は笑い話だけれど、
義母の苦労も多かったようだ。

因みに
ガキ大将だった長兄Yは、

釧路厚岸で小学校の校長になり、
子供たちに好かれ、

今は
時折、補導員として、

ボランティアをしている。
子供の時のわんぱくは、

良いことなのかも知れない。

ジジが居なくなった午後、
2人の孫は、仕方なしか、

『むばあば、てをつなごう〜』
と言ってくれて、

一緒にお買い物だ。
ジジのいない一時、

至福の時間のおすそ分けである。

記事一覧