日刊せみなりーBLOG

アンパーンマーン!

更新日:2017/10/15

我が家に
孫たちがやってくると、

漫画アンパンマンの世界に
突入する。

特に
5番孫は、

もう5歳だけど
アンパンマンが大好きで、

それも
何度も見たいアンパンマンがあり、

それに付き合わされるのだが、
一緒に見ているうち、

5番孫が何に惹かれて、
そのビデオを見続けるのか、

わかってきた。
そこには、必ず、

『優しい愛』が溢れているのだ。
もちろん、

バイキンマン!
と、

自分が、
アンパンマンになったつもりで、

拳も振り上げるが
一番大好きな場面は、

アンパンマンだけでなく
仲間が一つになって、

自分の持てる力を出すところだ。
今、5番孫のブームのアンパンマンは、

歌も、
『みんなが支えてくれるから、

僕は頑張れる!』
と流れる。

なんとも
感動的だった。

東北の大震災の時、
やなせたかしさんが、

アンパンマンの歌を
東北の皆さんに送ったが、

その時から
私はアンパンマンの歌を聴くと

涙が出るようになったが、
アンパンマンをよく見ると、

アンパンマンはスターだけど、
アンパンマン一人では、

上手くいかないように
なっている。

必ず、
顔がやられて、

弱くなり、
『力が出ない〜』

で、
ジャムおじさんが、

みんなと助け合って、
アンパンマンの顔を焼き、

これまた、
みんなが助け合って、

アンパンマンの顔を
届ける。

あの時、
顔がびゆーん!と変わるのだけは、

何度見ても?だけど、
まあ、そこは深く考えず、

素直に孫たちと
喜ぶことにしている。

そして、
孫と一緒に同じアンパンマンを

見続けていると、
毎回、

新たな深さに気がつくから、

これまた、
漫画と侮れない。

ある意味、
寅さんと一緒だ。

孫が同じアンパンマンのビデオを見ると、
ジジは、

『お前、飽きないのか?
違うアンパンマンを見たらどうだ?』

と言うけれど、
かく言うジジも私も、

寅さんを見続けている。
毎回、同じ場面で感動をする時もあれば、

違う場面で
泣くときもある。

亡くなった父は
寅さんの全ビデオを購入し、

見たい回をなんども見ていたから、
子どもでも大人でも、

同じ感動を感じたい時は
あるのかも知れない。

私の頭の中では今、
『みんなが支えてくれるから、

僕も頑張れるんだ』
が繰り返し流れている。

人間は一人じゃない。
5番孫もわたしも、

きっと、
同じ気持ちで、

アンパンマンに感動をしていると
思う。

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