日刊せみなりーBLOG

補償の仕事は?

更新日:2017/10/17

来年の新卒採用に向けて
昨日は、企業説明会に参加した。

今年の企業説明会の中では
ダントツの盛況ぶりで、

当社のブースには、
17名もの学生さんが!

キャッホー!
嬉しくなる。

うちの会社の業種は珍しく、
学生さんもキョトンだが、

話を聞くうちに
興味を示してくれる。

嬉しいなあ。

『今は洪水が多いから、
堤防を強固にする工事をしようとする時、

それに必要な土地の上にある、
全てのものを調査します。

建物が一番多いけれど、
木もあるし、

営業をしていれば
営業調査もします。

大昔は、

『お上がお使いになるのだ。
差し出せ〜〜』

だったけれど、
戦後、憲法の財産権に則り、

補償基準ができました。
調査積算は理系、理論は文系です』

なんて、私は話す。

一応私も
補償業務管理士なので、

自信はあるが
補償の根本精神は

当社の相談役である中川絃穂から
学んだ。

中川は、
その補償基準を作ったほどの人物で

その頭のキレと
考えの深さは、

女性にしておくのはもったいない!
と言われた人。

キャリアウーマンの走りだ。
また理論だけでなく

補償の心も
中川は教えてくれた。

それは、
【土地】を頂くのが、

補償の基本になっているからだ。
財産権と言う話でも、

その土地に住み
その土地で暮らし

その家に住み
その家で暮らした魂を

尊ばずして
補償に取り組んではいけないと言うのが、

中川の補償に置ける真髄だ。

公共の福祉のために
建物などを壊し、

土地を離れる方々に
精神的な補償はないけれど、

その仕事に携わるものは、
その心、魂を感じて、

誠心誠意関わりなさい。
と言うのが、

中川の教えだった。
かと言って、

心が流されるのでもない、
国民の財産である税金を使って、

補償をするから、
そこには、絶対なる理論が必要で、

これが中々難しい。

魂と言われる、
目に見えないものを尊び、

科学と理論で、
税金というお金が動く【補償】という仕事は、

奥が深く面白い。

学生さん、
そこまでに行くのは

ずーーーとあとだけれど
学ぶ価値、仕事の価値は

深いですぞ。
まずは、会社訪問で

温かい大家族主義を感じてくだされ。
魂を論じるなら

まずは会社が
人間らしくなくてはね。

これも
中川から教えてもらった事である。

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