日刊せみなりーBLOG

言い訳の言い訳???

更新日:2017/10/19

うちの親分肌のO顧問の教え、
その1は、

『言い訳はするな』だ。
お客様に対しての言葉。

もちろん、
すべての場合で、

言い訳は効力がない。

なのに
人間はどうして言い訳を

するのだろうか。

私は大昔看護婦をしていたが、
ある日外来で患者さんに怒られ、

『ごめんなさい。』
と言ったら、

『久しぶりに、
謝る看護婦さんに会った』

と言われ、
それを聞いていた先輩の看護婦が、

『どうして、
ごめんなさいを、

言えなくなっちゃったのかしら』
と嘆いていたが、

どうしてなのか?
と、改めて思う。

で、
本を読んでいたら、

会社の中で大事にされていると
言い訳を言わずに、

素直に謝るようになると
書いてあった。

なるほどなあ
と思った。

看護婦時代の謝罪のトップは
外来で待たされる!

であった。
外来が混んでいる上に

急患が入ると
また診察が遅れる。

『看護婦さん、何時間待たされるの〜』
『ごめんなさい。今、カルテがまわったから。』

そんな繰り返しだった。
今は、色んなことが改善され、

コンピューターを駆使して
病院の待ち時間は少なくなった。

私が通う整形の病院は
総合病院だが、

システムがスムーズで
ほとんど待ち時間がない。

会計もスピード化が計られ、
ATMみたいな機械にお金を入れる。

どんなお年寄りもできているから、
慣れるんですなあ。

と見ている。
それでも、案内の婦長さんが二人、

必ず立って、
困っていないか見ており、

不安げな顔の患者さんがいると
声をかける。

そのせいか
その病院には、

あまり怒っている患者さんが
いなかった。

で、思う。
組織でシステムをスムーズに行うには、

中のコミュニケーションが上手くいき、
働く人たちのやりがいとか、

働きがいがあることが
重要なのだなと。

そういえば
その病院の病棟の看護師さんたちも

言い訳がなかった。
大変気持ちの良い人間力のある病棟だった。

きっと
自分たちが大事にされているから

考えることなく
素直に謝れるのだなあ。

と、思う。

で、
怒ってばかりいる自分を反省した。

もしかして
下痢ばかりする社員は

私が原因?
いや違う!と、

思うのは言い訳かも。
と、思い、

あれ?
それは私が大事にされていないから?

あれ?誰に?
あれ?ハリマオウN社長?

ん?????
なんだかループに入った感じだが、

自分は兎も角として、
まずは、社員を信頼し

大事に思う事が一番と
感じた次第だ。

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