ことわざを見ていたら、
『成功する人は、

苦手なこと、嫌いなことを
克服する努力をする』

と、書いてあった。
おおおおお

では、
苦手なことばかりのわたしは、

どうすればいいのか。。
と思ったが、

人間、追い詰められると、
苦手なことでも、

頑張るものだ。
なので、

当社にパートで勤め始めた時、
一番最初に覚えたのは、

和文タイプだったが、
生まれて初めて見る《ガチャン！》

に戸惑い、
『どうしてこんな間隔になる？』

と怒られつつ頑張っていたら、
時代は急にテプラになった。

これは、
努力ではなく時代に救われたのだが、

一生懸命だったので、
テプラはとてもたやすく感じた。

現場に出ると
虫が苦手な私は、

一匹の蚊にも、
『きゃあ！』で仕事にならないので、

ネット帽子をかぶり、
顔を覆うことにした。

虫が苦手なのは同じだが、
このネットのおかげで怖いもの無し。

どんな現場でも、
かかってこい！の気持ちになった。

で、
現場に慣れた頃、

大の苦手の経理の仕事を
することになった。

あのおおおお
家計簿もつけたことがないんですけど。

でも、
税理士の先生に救われ、

本を読み
システムに助けられ、

今に至っているが、
おかげで、【営業補償】で、

補償業務管理士になれた。

思えば、看護婦時代、
私は、救急対応に燃えるタイプで、

当直の時、
救急車の音が聞こえると、

交感神経がキリッとし、
いざ！だったが、

慢性疾患の患者さんの指導とか
在宅看護とか

苦手だった。
でも、

面白くないと思うと
もっと面白くなくなるので、

患者さんにお話をいっぱいした。
ら、意外に好評で、

いつの間にか
慢性疾患も指導ができるようになった。

パソコンやiPadは
まだまだ、苦手なままだ。

若い子たちが
チャカチャカ動かす画面を

見ているだけで
目が回るが、

みんな、私に教えるより、
自分でやったほうが早いので、

助かっている。

結構、頑張って
苦手の克服をしているつもりだが、

特に成功もしている風はなく
やっぱり、

最後の、
できる人に頼るのがダメなのねー

と自覚をしつつ、
テレビを見ていたら、

しまなみ海道を
自転車で颯爽と走る方々が写っていた。

あら、
気持ちが良さそうだわ。

そう言えば、
私、自転車にも乗れないんだっけ。

何度か挑戦したが
危なかっしくて、

足が疲れるのでやめた。
ふと、

教師をしている三女が
言った言葉を思い出した。

『生きていると
不得意なこともしなくてはダメな時があるから、

嫌がらずに挑戦しないと』
そうですなあ、

とはいえ
自転車は今更危ないので、

室内の苦手克服に
しようと思っている。