日刊せみなりーBLOG

欠礼状?!

更新日:2017/12/12

今年は、
会社も個人も、

年賀状を出さず、
欠礼のご挨拶とさせて頂いた。

取締役相談役の中川絃穂が
逝去した為だが、

まず、迷ったのが、
社葬にした際の会社の年賀状を、

どうするか?
会社なので年賀状を出す!

というところもあれば、
早くに、

喪中ハガキが、
届いたところもあった。

うーん

と迷ったが、
欠礼状を出すことにした。

調べてみると
喪中ハガキには、

文面が二種類あった。

一つは、
『ご挨拶をご遠慮申し上げます。』

もう一つは、
『ご挨拶を失礼させて頂きます。』

迷った分、
対応が遅れたこともあり、

欠礼状にした。

個人でも、迷った。
実家の叔母の逝去で、

喪中にするところは少ない。

私が結婚した頃は、
女性は結婚したら、

実家の親が亡くなっても、
喪中にはしなかった。

時代が進化し、
亡くなったのが実家の親でも祖父母でも、

喪中にする家が増えた。
要は、心の問題と、

考えるようになったのだろう。

叔母の中川は
私にとっても親に近い存在であり、

夫にとっては、
社長として、

見送ったという気持ちもあり、

やはり
欠礼状を出すことにした。

印刷は、
会社、個人とも

株式会社アイムさんにお願いした。

会社は、シンプルなもの、
そして個人は、

絵と言葉が添えられたものだ。
いわゆる喪中ハガキのイメージとは違うが、

『ありがとう』の言葉が添えられ、
気持ちが和む欠礼状だった。

年賀状の歴史は
戦後のものらしい。

戦前は
ハガキではなく、

新年のご挨拶に伺ったのだろう。

私が子供の頃は、
父の職場の方々もお正月には見えていた。

そのうちに、
親戚だけが集まるようになり、

それも、
減ってきた。

今、
我が家は、

娘たちが集まってくれる。
それぞれに、

夫方の親の家に行く日と、
うちに来る日を分けているようだ。

我が家は
実家の母も呼ぶ予定だ。

喪中だけど
みんなで集まるのはそのまま。

これも実家の父から教わった。
だから、

実家の父が亡くなった時も
釧路の両親が亡くなった時も

家にみんなが集まり
楽しんだ。

叔母の中川も
その方が楽しいと思う。

形式を無視はしないけれど、
実を取る人だったから。

会社の欠礼状は明日発送だが、
個人の方は、

夫が出張から戻ってからの発送となる。
だって、

私では、
ハガキの宛名印刷ができないから。

こんなに遅くて大丈夫か?!
夫が言ったが、

欠礼状なので大丈夫!

きっと、
いとおばちゃん(中川絃穂)は天国で、

むつみがやることだから、
と笑っているに違いない。

泣いても笑っても
あと3週間でお正月である。

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